小学2年生で戦争への恐怖のあまり寝れなくなり、中3で自分の無力さに悔し涙し、高校2年生でヒロシマに人生をかけると覚悟した現役女子大生の話。No.2

どこにでもいる小学2年生の女の子が
戦争が怖くて一週間寝れなくなった


わたしは生まれも育ちも、広島。
ちょっと引っ込み思案で、
お母さんっ子で、
なにかとこだわりが強い頑固な
どこにでもいるような女の子だった。


広島の小学生では毎年8月6日を迎える時期になると、平和週間などという平和や戦争について学ぶ時間が設けられる。

私が小学2年生だった年は、
全校生徒で体育館に集まり空襲についてのアニメを観た。
戦争で動物園で飼育している動物たちを飼育員たちの手で殺さなければいけないというストーリーだった。

そのアニメを観てから数日間、私は戦争というものが怖くて寝れなくなった。

「もし戦争というものが起きたら、ママもパパも死んじゃう。どうしよう!!!」

小学2年生の私にとっての恐怖はそんなものだった。でも怖くて怖くて、夜通し泣いていた。その時のことを母も覚えていると言っていた。

わたしの原体験はきっとトラウマだと言ってもいいと思う。

世界を平和にしたい。
みんなを笑顔に。
という感情の前にまず、私の場合は恐怖があった。

小学2年生のわたしが、どうしてそこまで心を動かされたのかは分からない。もはや感受性の問題だと思っている。

でもその小学2年生でのトラウマ体験は、約10年後に私の人生を定めることになる。
その話は、また次回。

みんなの読んで良かった!