壊れたゲーム機 X リサイクル = 年商3億円の事業ができた話
貯金があるし、立ち上げ経験もあるし、今のタイミングなら一人でも携帯ゲームがつくれるじゃないか「新生ヒストリカ」の制作プロジェクトをたちあげました。
制作プロジェクトを立上げる前に、当時話題沸騰中の大手携帯ゲーム会社への転職を狙いましたが、縁がありませんでした。(T_T)
「そうか、上がってもらう舞台がなかったら、自分の舞台を作るしかないな」と思い、35才のオッサンがゲーム制作のために起業しました。
また素人の挑戦です。
今度は携帯ゲーム業界へタイプです。
一人で。。。(分からないことが多すぎて、今過労死寸前中)
んまぁ、どんは仕事をやっても絶対苦労するから、本気で好きなやつをやって苦労すればいいじゃん。
という変態になりました。
新生ヒストリカ(ios)が5月28日にリリースしました! iphone/ipad/itouchをもっている方、ぜひダウンロードしてみてください。歴史(ストーリー)と魂(ボイス)をこめたパズルゲームです。
有名になったら、「あ、しっている。これ中古ゲームの回収屋さんが作ったゲームだ。」と自慢できます。
APP STORE: https://itunes.apple.com/jp/app/xin-shenghisutorika/id798552391?mt=8
youtube動画:https://www.youtube.com/watch?v=5yGG3j_gO6Y
TWITTERサイト: https://twitter.com/Neo_Historica
○ なぜ中古事業が成功したか
正直、運が良かっただけ
古参の回収業者はあまりこのニッチマーケットの事を考えていませんでした。
多分殆どの業者さんは、こんな小さいマーケットから3億円以上分の商材が集まるわけがないと決め込んだようです。
(だよね、私もそうおもいました。)
なぜなら、年商87億円規模の大手回収業者さんですら、1億円強分の型落ちゲーム機しか回収できませんでした。
こっちは会長さんが課せられた目標を実現するため、必死の思いで事業戦略と計画を立てて、取引先を増やす工夫やブランディングとマーケティングをおこないました。
私がやめる前に、2500店舗のリサイクルショップ&ゲーム屋さん&回収業者はうちのために型落ちの中古ゲームを回収する事になりました。
うれしい事に、今まで良品状態のゲーム機本体しか買い取らない店は、ジャンク品状態のゲーム機も回収するようになりました。
「汚れOK!付属品なしOK!壊れたゲームでも買い取れます!」ポスターをはる店が増えいました。
今までゴミ拾いに近いイメージのジャンクゲーム機の回収は、一般の人にも喜んでもらう店の買取サービスになりました。
自分がこの業界へ入ったタイミングの運がよかっただけです。
もし先に会長さんのようなNo.1を目指す回収業者さんがいたら、このストーリーが存在しません。
自分はラッキーな人です。自分の運があるほうだし。
私にチャンスと信用を下さる会長さんと取引先さんに感謝しています。
中古事業を支えてくれるスタッフたちに感謝しています。
「すごい人」の思考を見習ってみました
この仕事のおかげて、成功した起業家や上場を果たした創業期の取締役にあいました。
正直、彼らは私と変わらない人間です。
悩みをもっているし、失敗もするし、しょぼいところもあるし。
が、かれらからひとつの共通点を感じました。
彼らは、大きい目標に対して、最初から自分を縛るリミットや制限をしません。
会長さんと一緒に働いてみて3ヶ月目、会長さんと私の違いが分かってきました。
私は、最初からいろいろな事を考え、失敗しないように自分が届く範囲で目標を設定しました。
会長さんの場合、先に目標を設定して、どうやってその目標へ辿り着くか考えました。
しかもその目標は、通過点しかありません。
実は、自分は会長の目標(1年以内トップになれ)を聞いたとき、無理だと、会長を「説得」するように現状を調べて、会長さんに報告しました。
言われてみれば....◯◯◯と△△△の件は難題ですが、乗り越えない壁ではありません。
(その後、練った対策と事業戦略は立ち上げの成功に繋がりました。)
私は、先にいろんなことを気にして(=考える)、失敗しないようにしました。(=目標設定)
ゲームスの得点スコアに例えるなら、私は1万ポイントの獲得をめざしました。
本当は5万、10万、20万ポイントへいけるかもしれませんが、とりあえず1万ポイントにしました。
会長さんの場合、最初から100万ポイントを目指しました。(=目標設定)
そして、どうやって100万ポイントが取るように攻略しました。(=考える)
最初のトライはもしかして5万ポイントでしたが、早く再挑戦するだけの事です。
そして点数がトンドン伸びて、100万ポイントを越えました。
単純に「目標設定」と「考える」の順番が逆にすれば、見た視野が違います。
どっちがのことが先にやるか全然違い考えになります。
事業を立上げる時、私は会長さんの思考を見習いました。
とりあえず1年間以内に目標達成できるように知恵とアイディアをしぼりだしました。
もちろん失敗した事がありましたが、問題が解決できるように頑張るだけです。
会長さんに怒られたことがありました。
会長さんの怒りは仕事に対する指摘なので、有り難いです。
会長さんは成功に対して謙虚な方で、個人攻撃やいやらがせをしない人です。
私は会長さんに出会って、非常にラッキーでした。
時にひどい失敗をしたにも関わらず、私を信頼してチャンスを下さったことに感謝します。
ですから、会長さんのために事業を成功させてうれしいです。
この成功について、自分はただすごい人の思考をマネしただけです。
時々自分は「普通モード」に戻りますから。
「すごい人」の思考で行動するのは大変です。
自分はまだまだです。
別に自分は会長やすごい人のような思想レベルに達していません。
でも、おかげで視野が広がりました。
○最後に皆様に伝えたい事は?
特にないです。こっちは頑張っている身ですから。
もしかして私のように人生に迷っている人なんかいいヒントになったらいいなと思って書いたかもしれません。
とりあえず、自分の一度の人生だから、自分が納得できる生き方をしてください。
人生の方向に迷ったら、いろいろな事を体験してもよいです。
最後に伝えたい事がありますね。
もし型落ちか壊れたゲーム機(特にPS2、新しいゲーム機種)があったら、ヤフオクに出品してみてください。
ジャンクゲーム機買取OKの店へうってもいいですよ。
どっかの海外の子供さんに喜んで遊んでもらいますから、本当に捨てないでください。
特に山の奥。
野生化したPS2はごめんだぜ。
こんな文章をよんでいただき、ありがとうございます。とくにCを選んだあなた。
<後日談>
このストーリーを掲載した後、知り合いの知り合いからこの写真をいただきました。
これは、当時の私が企画した「店舗さんの買取応援します!新しい買取サービスの宣伝ポスターをあげる大作戦!」です。ラフ画と構造を描いて、優秀なイラスト師さんに仕上げていただきました。
このポスターをはる店を見かけたら、ぜひゲーム機を譲ってください。
*)皆様、このポスターか似ているポスターを見かけたら、「ジャンク品の買取を広めた仕掛人をしっているよ。しかも今ゲームをやっているよ」と自慢できます。
著者の進撃 の外人さんに人生相談を申込む
著者の進撃 の外人さんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます