☆滅ぼし物語☆1期
☆滅ぼし物語☆
第1章
あの日、平凡な日常の中、少年は魔界の者にさらわれた。
少年はなにもできなかった。
この物語は魔界に連れ去られた少年の一生を描くストーリーである。
1話(魔界)
少年「うぅ」
起きたとき、檻のようなところにいた。
そこは暗く、身動きがとれない場所だった。
少年「ここはどこだ?!」
叫んだがだれもいない。
暗いところに少年は1人、ぽつりといた。
少年「あれから何日経ったんだろう、僕はこれからどうなるんだろう」。
そのとき、檻の外からモンスターの鳴き声のようなものが聞こえた。
1話 完
2話(檻の外)
だんだんこっちに近づいてくる者に少年は恐怖を抱いていた。
少年「やばい!」
予感は的中してしまった。鳴き声がだんだん近ずいてくる。
「グォォォォ!!」
モンスターは鳴き声を出し、少年が起きたことを確認した。しかし、モンスターはだんだん少年に近ずいてきた。
少年「ヒィヒィ・・・」
荒い息を出しつつ、モンスターが立ち去ることを祈っていた。
モンスター「オマエ・・・オキテルダロ」
モンスターから呼びかけられたが少年は無視してうづくまっていた。
2話 完
3話(勇気)
無視されたモンスターは怒ってしまったのか、檻を叩き出した。
モンスター「ヘンジ・・・シロ!!」
少年は怯えていたが勇気を振り絞り、モンスターに問いかけてみた。
少年「ここはどこ・・・??」
モンスターは少年の声に反応したのか返事を返してきた。
モンスター「マカイ・・・ダ」
少年はその言葉に絶望を感じたのか、身体の感覚が鈍ってきていた。
少年「俺をどうするつもりだ!!」
叫んだがモンスターはなにも言わず立ち去っていってしまい、また暗い檻に1人ぼっちとなった
3話 完
4話(檻の中)
檻の中でもう何時間過ぎたのだろう、もう指の感覚も無くなってきて、ただこれから起こることを想像し、恐怖に怯えていた。
少年「家に帰してくれ!!
なんで俺だけしかいないんだよ!!」
少年はただひたすら叫んでいた。でも、長くは続かず、意識が朦朧としてきた。そのことにきずかなかったのか、そのまま眠りについた。
少年「・・・zzz」
深い眠りに落ちた。
モンスター「マオウ・・・サマ」
モンスターからへんな声が耳に入ってきた。
4話 完
5話(助けの光)
石ころが動いた音で少年は目覚めた。
壁に耳を当てた、外の様子がわかるからだ。
少年「なんだ?この叫びごえは?」
檻の外からなのかモンスターが騒がしくして叫んでいた。
モンスター1「トラエヨ!!」
モンスター2「ウォォォォ!!」
少年はびっくりしたのか壁から離れた。そのとき、壁が崩れる音がした。
少年「壁が!?」
ガラガラッ!!。という音とともに、壁に大きな穴が空いた。その先には翼の生えた馬に乗った人がいた。
5話 完
6話(脱出)
うづくまっていた少年に大きな声をかけてきた
勇者「早く乗れ!!時間が無い!」
少年は驚きつつその人に従うことにした。
その先はどうなったのか、その人につかまって遠く、遠く離れていった。もうどのくらい離れたのかわからない。
勇者「君、大丈夫かい?」
少年はおどおどしながら返事を返した。
少年「はい。なんとか、大丈夫です
これからどこに行くんですか?」
勇者「これ・・・・場所に・・・」
ヒュウー、と風の音のせいか、あまりはっきり聞くことができなかった。
1章 完
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