あの時結婚しなくて良かった!〜今もシングル幸せを実感する私の本音

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結果がどちらであっても 私はどうするのだろう? 何ができるのだろう?




・・・結局 安否を確かめなかった。




震災のことを母と話していた時に「アンタは運の強い子や」と言われた。



彼とダメになったことは両親が言った通りだった。

もし反対にあった時に宮城へ行くことをやめていたら、今も私は親を恨んでいただろう。

ダメになった結果を人のせいにしていただろう。


たくさんのハードルを超えて宮城に行って手にした結果に納得した。

大きなダメージと一緒に諦めがついた。


彼と結婚しなくて良かったのだ。




普段は忘れているが時々思い出す。


あの時確かに彼は私を好きだったし、私も彼が好きだった。

幸せな時間もたくさんあった。



今 こんなふうに思えるおとなになって

日々の暮らしを大事に楽しくやっている。

孤独だった私にたくさんの友達や仲間がいる。

何より自分の幸せを実感できている。



こうして振り返ってみたら正直なところ胸が傷んだ。

でも穏やかな気持ちでこうして書いている。



生きていたらいいのだ。


命があったらそれでいいのだ。































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