真夜中の電話バトルー病院外来編ー

夜勤中、外来看護師が病棟に愚痴りにきました。(午前1時半頃)

先ほど電話がかかってきて、その対応が大変だったとのこと。


ーー以下経緯ーー


話はさかのぼることその日の昼間。

ある女性が内科外来受診に来た。


そこで外来A医師にひとつの診断を受け、内服処方され帰宅。

しかしその女性は、診断に対し不安で仕方なかった。


そこで夫へ相談の電話をした。(いつかけたのかは不明)

それを聞いた夫はいてもたってもいられず、この時間帯に病院に電話してきた。

その夫は今海外にいる。(要は国際電話だったんですね。)

ーー経緯ここまでーー


その夫は…

・妻が不安で仕方ないといっている。

・不安状態の妻からでは話がわからないので、直接その外来A医師と話をしたい。

・第一診断は間違ってないのか?その状態で帰宅させて平気だったのか?

と訴えてきたそうです。


それに対し外来看護師は…

・昼間の外来A医師を今(午前1時頃)呼び出して、夫と電話をしてもらうということは無理。

・自分は看護師だし、カルテをみながらではないのではっきりとは言えないが、昼間の時点で外来A医師がきちんと診断したうえで入院は不要と判断しているので、その点は安心してもいいと言える。

・不安であればその時の外来A医師にというのは無理だが、来てもらえればすぐにでも当直のB医師にみてもらうことはできる。

と返答したそうです。


すると夫は…

「あんたねー!!妻が不安でしかたないときに今私は海外にいて、どうしようもないんだよ!」

「昼間の診断がほんとに正しかったって言えるのかよ!!」

「A先生(昼間の外来医師)にきちんと話を聞きたいんだよ!」

※あくまでこういう口調だったと聞いた話です。


と、激怒されたようで。

外来看護師もすかさず反論。


看「A先生と今話すことは無理だと言ってるじゃないですか。

  当直のB先生だったら話すことはできるんですよ?」


夫「A先生に聞きたいんだよ!!妻に何かあったらどうするんだよ!!」


看「ではあなたは、A先生に24時間こういった対応できる生活をしろっていうんですか?」


夫「そんなことは言ってないよ!妻に何かあったら訴えるからな!!」

みたいな押し問答を経て、横で聞いていた当直B医師が耐え切れずに電話を変わり…


夫の歯がゆい気持ちもわかるし、何よりこのままでは話が平行線なので、

実際に今から奥さんに電話をかけ、必要ならすぐにでも外来受診を勧めるようにする。


ということで話をまとめたそうです。


奥さんに電話をかけると…

「主人が電話で怒鳴り込んだそうで…申し訳ありませんでした。

 私もパニックになってしまったので。」


というのが第一声で、別段異常はなかったそうです。


だんなさんの奥さんを心配する気持ちもわからないではないんですけどね。

確かにそんな電話があったあとに、帰宅したら奥さんが亡くなっていた、なんていったら後悔しようがないですからね…


自分だったらですよ。

もし自分が外来の看護師だったら…


電話対応は似たような感じだったでしょう。

(自分も”A先生に24時間…”って言ってしまうかも知れないです 笑)


ただ、カルテと資料を出してきて当直のB医師にみてもらいながら夫の電話対応をしてもらう。


ってことを”やりたかったかもしれません。


実際は無理ですけどね。

→これをやってしまうとキリがないでしょうし、こういった外来の電話診察(病状説明?)に対するコストの問題(実際問題お金にならない…なるかもしれないけど)もあるでしょうし。

とにかく様々な問題がでてきそうなんですよね。


でも人の命ですからね。そういった安心感をだんなさんにもってもらいたいですよね。

でも病院も経営ですからね。制約もあるし安易な行動はとれないですよね。


むずかしいなぁ。


ちなみに昼間の外来A医師が妻に対して病状説明がなってなかったから、こういった事態になったとは思ってません。

その医師を常時みている自分だからこそそう思います。

いつも懇切丁寧に説明する人ですからね。


自分の思い込みかもしれないですけどね…


病院ってほんと特殊ですよね。

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