にちようびの抱負


千葉県浦安市舞浜にある窯焼きピッツァの名店
『Pitta 00』へ家族で行った。
その日は誕生日の次の日だった。

「今年の抱負は?」姉に聞かれる。
「さおりは何か決めてたの?」と逆に聞く。
「ん、仕事頑張ろう!とか、休日は楽しもう!とか・・・。」
「はは。俺もそんなもんだよ。楽しければいいや。」

「欲しいものはないの?好きなもの言いなよ。」
社会人になって一年目の姉。「にちようびが、一番ユウウツになるんだよねえ。げつようびの朝になれば、よし、やるしかない!って思えるけど。」と第一志望に受かって意気込んでいた去年の面影は、もうどこかへ。それでもさすが懐のお金は、ずっと自由に使えるようになったみたいだ。
…友だちと遊ぶ時間、食パンがプリントされたTシャツ、自転車、旅行費、単位、食パンがプリントされたトートバッグ・・・いろいろ思い浮かんだ。
「…Macbookがほしい。」「おい。」
「はは。じゃぁさ、美味しいものみんなで食べに行きたい。」

会社の寮に帰る姉を車で駅まで送る。
「今日はさんきゅ。仕事がんばって。」
「うん。はるも研究室楽しいといいね。」
一週間分の荷物の入ったキャリーケースを運ぶ姉。
明日からまた、ユウウツが始まるのだろうか。げつようびが。
それに比べぼくは、明日もきっと。
それでも、と
近づいてやろう。
そう決めた。


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