自律神経失調症から復活したスタイリスト    その3

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 色って大事なんだなと。 

 ちなみに真っ赤な部屋は心身ともに疲れるので、

 止めた方が良いです。

 この辺は、僕が習っているカラーセラピーの師匠に教えて頂きました。

 病んでいるときは白い部屋一色(無いと思うけど)と赤い部屋はやめましょう。



すみません、脱線しました。



涙も枯れて来た日々の中で、

薬を飲みながら療養していた僕は、

あるとき、外出することに。




緑の多い場所に行きたい





ふと思う。

思い立ってある場所に。


いざ行くことになる多摩センターという場所は

住宅街でもあるんですが、

公園も大きく、人が近くにいないので、

誰も僕を気にする人はいません。



これも多摩センターの一角です。

ベンチに座ってずっとぼーとしていました

(よく通報されなかったな)



自分の目はまだ死んでいたと思います。

それでもそのときに見た緑は美しかった。


画像のものよりももっともっと美しかったのです。

美しいという言葉しか出て来なかったんです。

思わず涙が溢れ出てきました。


自分を責め続ける日々で、

心身ともに疲れきった僕から溢れ出たものでした。

感情は枯れていませんでした。



一回の涙で自分の中に溜まった膿が浄化されて、

心が輝いたようでした。


親に心配してもらいつつ、もう一度多摩センターに来るんですが、

その頃には、だいぶ復活することに。


休職1ヶ月と半月経つ頃、

ついに職場復帰を考えます。


未だに震える手と明らかに落ちた体力ですが。

会社に戻った僕を待っていたのは、

まだまだ試練でした。





さて、その3になりました。

徐々に回復していってますが、

まだまだな状態です。

この頃を思い出すために、昔のブログを見て、
辛かったと思いつつも、良い経験で、

誰も出来事も何も恨んでいないなと思いました。


さて、次の4も良かったらお読みください。



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