キャバ嬢の本性4つ

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これだけは最初に知っておいて欲しい。

ボーイ
おいブス!今日客呼べねーしドリンク取れねーし
店に何しに来てんだよ!
キャバ嬢AYA
あぁ!?金稼ぎに来てんだよ!
今から場内とってきてやるよ!

まず、キャバクラ嬢はやれそうでやれない。最終手段にもカラダは使わない

キャバクラ嬢はカラダを使わなければ生き残れない、は嘘である。

カラダを使うと生き残れない、が真理である。


つぎに、あなたが女の子にドリンク1000円払って飲ませてあげても、女の子へのバックは10%100円である。

全額女の子に入ると思って、「キャバ嬢がめついなあ」という考えをもつのはやめて欲しい。

キャバクラは聖地ではない、男性オーナーのビジネスの場である。

お客様を呼べない女の子(能力がない子や新人)は「ドリンクを取ってこい」「自分の分取れたらついてる女の子全員分飲ませろ」と席にまわされる直前にボーイに指示されているのである。

お客様が「お前ブスなんだから水飲め」っていじめるのはやめてあげて欲しい。





1.競争心が強い

キャバクラ嬢といえばナンバー争いをする事が仕事である。

本指名/場内指名/同伴数/ドリンク数

何においても常に比較されている。

更衣室のドアには棒グラフが貼ってあり、ボーイは毎日モレなく色をぬって行く。

売れているのか、売れていないのか歴然。周知の事実。

これによって全てが変わる。


・付け回しの優位度

 通常3人程度女の子がつくと思うが、

 1人目(ドリンク取りやすい)3人目(場内もらいやすい)に選ばれやすい。

 <1人目は新人やドリンク要員→2人目はブス→3人目はエース→延長交渉というのが王道>


・ボーイのちやほや度

 お腹すいた、少し休憩したい、新規つきたくない、ヘルプやだ、なんでも聞いてくれるようになる。

・送迎の順番

 夜遅くまで働いているので一刻も早く帰りたい。

 しかし送迎車には限りがあるので、遠い人は後回しになる。

 が、ナンバー嬢に限り、その限りではない。

・出勤の融通

 女の子の数が多いと出勤調整が入る。出勤できない、あるいは出勤時間を遅く(混む時間だけ)される。

 が、ナンバー嬢はお客様の予定がない日でもそんな事は言われない。


超実力社会である。競争心が弱いものはヘルプ要員となる。



2.ルールは守り、不正はしない

キャバクラ嬢の世界にはルールがある。夜の世界のルールは絶対である。

お金の横領や、部下の手柄を自分の手柄に、直行直帰の不透明さ、昼間のルールも守るであろう。

・人の客はとらない

 AYAちゃんを本指名しているお客様。この席にヘルプに呼ばれたとする。

キャバ嬢RIKO
このお客様はスーパーVIPだ。オーラス(オープンからラストまでいる)してくれる。
この人をモノにすれば・・・・・

 と考えても、連絡先は交換しない。

 隠れてやってもお客様が俺ってモテるんだってAYAちゃんにしゃべる、バレる、店クビになる。

・裏っぴき禁止

 裏っぴき=お客様がお店を介さずキャバ嬢と会い、サポートをする事。

 お店の中間マージンが入らないので、うまみは多い。

 キャバ嬢は接客のプロなので危ない目には合わないが、

 お客様はキャバクラ中毒なので別の子を探しにまた店に行き始める。

 お客様が俺ってAYAちゃんと外で会ってたんだって他の女の子にしゃべる、バレる、店クビになる。


・ドリンクもらったら、ふる

 自分がドリンクを貰えたら、全然仲良くない女の子にも話題をふる。

キャバ嬢RIKO
えっ、ありがとうございます。AYAちゃんの分もいいですか?

 更衣室では話した事もないが、チームプレーは忘れない。自分に戻ってくるから。

 AYAちゃんも女の子にお礼の言葉は忘れない。

キャバ嬢AYA
RIKOさん、先ほどは気を使って頂いてありがとうございました!

 お礼しない子は次回ふってもらえなくなる。

 人間関係からお金が発生する仕事である。



3.自分を律する

ブスなのはしょうがないが、手間をぬく→新規の客がつかめなくなる。

自己管理を怠ると、全て自分に返ってくる。

この努力ができる昼職の人間がどれほどいるだろうか。


・太らない

 夜、仕事から上がった後。酔っぱらった空腹感に任せ食事をしたらみるみる太る。

 なぜキャバ嬢は細いのか?と女性に良く聞かれるが、

 答えはシンプルで、お客様以外と食事に行かないからである。

 三食食べていないし、米もパンもほとんど食べない。

 キャバ嬢のコンビニでの会話は以下の繰り返しである。

キャバ嬢AYA
これ食べたら太るかな?
キャバ嬢RIKO
そんなの食べたら太るよ!
キャバ嬢AYA
やっぱりー?
じゃあ、こっちなら太らないかな?
キャバ嬢RIKO
っていうか今買うのやめれば?太るよ!
明日の朝にしなよ!


・メンテナンスに行く

 どんなに面倒くさくても髪の毛がプリンでは美しくない。

 ネイルもやり始めたらメンテナンスしなくてはいけない。


・毎日、お客様に「ほうれんそう」、ボーイにも「ほうれんそう」

 <誰でもやることを、誰もやらない執念でやり続ける。>

 これがお客様の心を掴むチャンスになると知っている。

 朝のおはようメールは、AYAちゃんが週に4回しかやらないなら、私は週に7回やる。

 ついでにおかえりなさいメールもつけちゃう。美容室いってきましたのメールも入れる。

 こんな面倒くさいことができる若い女の子はそういない、と思うだろうが、キャバクラの世界にはうじゃうじゃいる。

 ボーイにはお客様との状況はシェアしておく。

キャバ嬢AYA
田中さんからね、「お店に行ってもつく時間が少ないからAYAちゃん人気なんだね、僕が行く必要ないね」って嫌み言われちゃった
ボーイ
ふむ。

 知恵をくれるし、来店したらボーイが席に挨拶に来てくれてチームプレイができるからだ。

 (ちょっと会話がリアルすぎたかも)

ボーイ
あぁ!田中さま!そういえばAYAちゃんがこの間田中さまのお話してましたよーえーどんなお話ってそれはAYAちゃんに聞いて下さいよー言ったら僕怒られちゃいますよー
キャバ嬢AYA
えーどんな話ってー・・恥ずかしいなあ。あのねー、あー、でもー。わかったよう。
あのね、今度新しいドレスを買おうと思うんだけど、色で悩んでて、田中さん青いネクタイよくしてるから青が好きなのかなって話しただけだよー!
だって、自分でするのに好きな色と、女の子が着てて好きな色違うかなって思ったのー。
え?今度一緒に見てくれるの!?嬉しい!でも可愛いのはみんな高いんだよね・・・私・・高いのはあんまり買えないから・・
え!買ってくれるの?いいの?田中さん大好きー

・ちゃんと出勤する

 ごくごく当たり前のように思えるかもしれないが、

 たらふく飲まされ、役職のボーイとお客様のアフターに付き合い、一生酒を飲まないと誓う二日酔いの日にも出勤する。

 もし当日欠勤をしたら、ボーイが行くぞって言ったくせに罰金200%(日給の200%)給与から引かれるからだ。

 この根性は昼職の平社員にはない。だって上司が言ったんだもんと責任をなすりつける。



4.戦略的

競争心が強く、ルールは守り不正はせず、自分を律することが出来る。

加えて戦略的に考える力を持っている。


体験入店時、お客様対応のルールをその日体験する女性と一緒に研修する。

お客様がいらっしゃったら立ち上がる事、指先はそろえる事、グラスの口をつける上の方は触らない事。

たがそれはベースで、それだけでは指名はしてもらえない。


「おもてなし」の力を入れるポイントを決めて、各自キャラクター設定をする。

ご存知の通り、夜の世界には様々なタイプのナンバー1がいる。

お店の打ち出しているカラーとマッチする事もとても大切。

A店ではナンバー1でも、B店ではランク外になるのはキャバクラの世界の常識。

ルイヴィトンの店内のようにゴージャスな空間であれば、ゴージャスで胸の大きい女性

適齢期をすぎたエリート独身男性の多い客層であれば、家庭的で控えめな女性

というように、ざっくりと自分を最適化し(合わないなら時間の無駄なのでさっさと店を変える)

自分がお客様と数多く接して行くうちに、自分のウケの良いタイプがさらにわかるので求めているキャラクターを演じる。


そして、帰り道「いったい私は何者なのかどんな性格だったのか」わからなくなり泣く。

役割に忠実に生きるのである。こんな社員はそうそういない。


おわりに

学生時代に見たキャバクラの世界はプロ集団だった。

もし採用決定権を持っているのであればお願いしたい。

面接した女性の職歴に空白をあって、嘘っぽい回答が返ってきた。

それでも、人柄を見てあげて欲しい。

キャバクラを卒業し昼職につきたい女の子はとても多い。

多くの場合、女の子が自覚している欠点は<職歴の空白>と<一般中の一般の常識の欠如>である。


そこだけ教育してあげる優しさがあれば、とても良い戦力になると思う。



他:集合写真。それは女同士のマウント(格付)争いの場である。

2時間総額6万円の吉原高級ソープの面接に行って来た。

最新:犯罪心理専攻の私から見た『絶歌』

読んでよかった
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ガールズBARとは大違いですね…

よくわかります。

リスペクト❗️❗️

勉強になりました。

昔週5通ったころを思い出した´д` ;

平野さん>ぜひ、そのストーリー書いてください。うふふ。

仕事とは厳しいものでありますね。

すごい勉強になった

これ、共感出来ます。社会人一年目で先輩に連れて行かれたことがきっかけで知ったキャバクラで、まさに接待のときチームプレーしてました。女の子同士はもちろん、僕達とキャストの皆さんの間でもアイコンタクトしながら。

本当に厳しい世界ですね。そこで頑張れた人であれば、どの業界に行っても通用するのかもしれません。

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