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栗原 康行

極真空手を趣味とする。ホームグラウンドは福生周辺、六本木、下北沢、など。

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栗原 康行の人生のストーリー

アウトローの生活

 翌日は、割合に平和な空気がクラブ店内に流れていた。目つきの悪い輩(客)はあまりいない様子だ。ほかのスタッフと談笑していると、フロントマネージャーが有名写真週刊誌をもってきた。「これ読みましたか?」僕が何気なくページをめくると粒子の粗い一枚の写真が目に入ってくる。  タイトルは「人気アイドル○○夜のご乱行!!」と銘打ってある。その場面はまさに僕が、奴を店の外に放り出した瞬間だった。「しまった!!」背

アウトローの仕事

 僕はかつてアウトローで生きていた。  アウトローの暮らしは厳しい。が、刹那的には最高に楽しい。楽しいほうの写真がいくつか残っている。厳しいほうの写真は...あまり、いやぜんぜん残ってない。写真をとってる場合ではないからだ。新聞記事の切抜きとして残っているくらいだ。  僕がアウトローの世界に足を踏み入れたのはひょんなことからだった。夜の六本木には不良外人が多いのは皆さんご存知だと思う。こいつらは夜な

アウトローのトラブルバスター

「F事件の真相」 写真週刊誌の「F」というのがある。全国紙でみなさんご存知のあの雑誌だ。おそらくこれを全然読んだことがないと言うひとは日本人ではいないだろう。  週末のある日、店はいつものように盛況だ。僕がクラブの前に行列を作る客の様子を見て回っていると、一台のタクシーが滑り込んできた。一人の小太りの中年男が降りてきて、なにやら携帯電話でしゃべりながら大きな一眼レフカメラで写真を撮り始めた。バシバシ

アウトローの様々な仕事

「たすけてくれー」遠くから聞こえてくる力の無い叫びが、波間に漂っている。黒い海の中から人の溺れている気配がする。僕はコンクリートの防波堤に駆け上り、携帯していた懐中電灯を声の方に向けると、海面に白い顔がいくつか浮かんでいる。「助けて、溺れる、お願いします...」さっきまでの勢いは失せ、田舎チンピラたちのか細い声が体力の消耗を伺わせる。彼等は必死にコンクリートの岸壁をよじ登ろうともがいているが垂直に切

アウトローの様々な仕事2

 午前二時、突然ダンス音楽がとまり、ミラーボールの照明が落ちると、DJがアナウンスする。スポットライトがDJブースに当たる。DJ「みんな、突然だけど、今日は素敵なプレゼントがあります! 実は今日ここにH.A.さんが来ているんです。』客で満杯のダンスフロアーは熱気に溢れている。一瞬、みんな何のことか分らずざわつき始める。「そして、今日は特別にみんなのために、今から彼女が新曲を披露してくれます。どうだい

アウトローの役得

 クラブにおけるバウンサーの仕事は多岐にわたる。お立ち台(呼称は各クラブや時代によって変わる)という目立ちたがりの女の子にとっての聖地がある。普通のダンスフロアーより少し高くなっていて店内でも、もっとも目立つところだ。女性のそこでの占有権についてもバウンサーの指導には従わなければならない。  どんなに常連のお客でもバウンサーが彼女の前に立ちはだかって「降りろ」という仕草をすれば従わなければならない。

F事件の真相

 写真週刊誌には、そのクラブが「過激な女性客のファッションを売りにしていて、それを目当ての男性客が群がり、ついには全裸の女性が出現するに至った。」というような過激な内容の煽り記事が掲載されていた。  そりゃあ記事としては面白いよ。そんなことあり得ないからね。しかし、そうして考えると芸人のB.T.の襲撃事件といい、この雑誌の記事はほとんどが「ねつ造記事」なのではないかと思えてくる。面白い事件がないのな

アウトローの役得2

クラブのトラブルバスターは「セキュリティー」と呼ばれたり「バウンサー」と呼ばれたりする。  役目柄、クラブ内の治安維持や交通整理(物理的、精神的な人間関係の)などを行うことから様々な目配せが必要になる。  治安維持以外で僕が一番に気を配っていたのは来店客に「スペシャル感」を与えることだった。一例を挙げると、店内で缶ビールは市価の数倍で提供されている。(どこの外食産業も一緒だと思うけれど)もちろん原価

読んでよかったストーリー

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ヤリチンが人生の岐路に立って自らの半生を振り返り、本当に大切な物に気づく話

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竹内 紳也
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出会って30秒ぐらいの人にプロポーズした話 【第1話】

プロローグ - 写真で見たよりも、可愛いな - 部屋に入り、テーブルを挟んで向かい側の席に彼女が座るまでの30秒間、そんな事を考えていた。 『初めまして』 僕が彼女に向かって、最初に発した言葉がそれだ。 果たしてこのプロポーズは成功するのだろうか。 竹内紳也・30歳。 この物語を円滑に理解して頂くために、ひとまず、自己紹介をさせて頂くとする。 竹内紳也の30年間 最初に言っておきたいのだけれど、僕は
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わたしは入社1日目で転職を決意した。

腐るな若者!のし上がれ!ここからが勝負ですよ! 新卒の方は入社して約半年。落ち着いて色々と考えられるようになった頃でしょうか。 新入社員 うわぁ・・。 この会社いったいどうなっているんだ。 この上司、このシステム・・本当にクソだな・・。 誰しも感じたことがあるでしょう。 そう、実は自分だけが感じているわけじゃないんです。 このように会社のクソっぷりにびっくりするなんて、誰しも一度は通る道なのです。
田代 政史
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【リアルカイジ】元公務員K氏に教わった違法カジノで自分の人生がたった180日で○○になり、その後●●になった話

※ これからお話する内容には違法な内容がてんこもりです。 あくまでもフィクションという事でおさめて頂ければ幸いです。 遠くから微かに歌が聞こえる。 ♬ あなたに〜 会えて〜 よかった〜   あなたには希望の〜 匂いがする〜   つまずいて〜 傷ついて〜 泣き叫んでも〜   さわやかな希望の〜 匂いがする〜 ♬ 気づいたらいつもの公園にいた。 ここから見える景色はいつもとは全く違う。 もう、歩けない‥
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勤め人生活を終えて

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書きかけのストーリー

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