300人以上のJリーガーから愛され、コロナ禍でも売上倍増のサッカー専用靴下が絶好調をキープする理由
Made in Japanにこだわったモノづくりを貫き、日本を代表する靴下ブランド「Tabio」。品質の高さから幅広い方々に支持されていますが、300人以上のJリーガーや日本代表選手にも愛用されているサッカー専用の靴下が累計出荷数36万足(2020年12月現在)を突破しました。
ブランドの立ち上げから一貫して担当している、メンズ事業部の田口喜広に振り返ってもらいました。
■Jリーガーたちの熱烈な要望により誕生
今から5年前、当時タビオのランニングソックスをJリーガーたちがサッカーの時に使用していたのです。あるJリーグチームから、「試合で着用できる靴下を作っていただけませんか」と連絡があり、サンプルを作って差し上げたら非常に喜んでいただきました。
ここで、トッププレイヤーが靴下に満足していない現状と、靴下をギアとして選択していることがわかり、企画がスタートしました。サッカーはランニングと異なり、上下左右前後へのクイックな移動があり、足を使うスポーツのため、多くのプレーヤーは「フィット感」への強いこだわりがありました。
必要な条件として、①耐久性が良い ②フィット感が良い ③グリップ力が良い ④天候に左右されずに使える ⑤ユニフォームに合うカラーリングという5つの課題をいただき、Jリーガーやホペイロにも開発協力していただきました。具体的には、素足感覚のフィット感を表現するために、当社が得意とする足の形に合わせて立体的に編みこむ技術を活用したのです。
さらに足の部位に合わせてずれや最適な締め付け感が表現できるようパワーの異なるFTY(弾性糸)を複数本使用しています。また、負荷のかかる足底・つま先部分は複数の機能素材を組み合わせることでサッカーに適応する耐久性を得ることができました。
この時点で、大枠のコンセプトや機能性は大きく評価されましたが、やはり最後は履き心地です。履き心地に関しては着用テストを何度も繰り返すことで、微妙な足感覚を持つトッププレイヤーにも満足していただき、ファンが広がっていったと感じています。
*ホペイロとは、プロサッカーチームで選手の使用するスパイクシューズ・ユニホーム・ボールなど用具の整備をする係
■20年以上変化していなかった、フットボールソックスの常識を変えた
正直、大手スポーツブランドがシェアを占めるサッカーソックスマーケットでは当社の出番はないと考えていました。ところが2016年の発売以降、サッカー専門店様にも非常に好意的にお取扱いいただいています。
そこで気付いたのが、フットボールソックスは20~30年変化していなかったということ。カジュアルソックスと同じく、スポーツソックスも多くは海外生産にシフトし、ユニフォームの一部という役割が長く続いていました。そこにチャンスが存在していることに気づき、新しくマーケットを成長させていけることに感謝と喜びを感じています。
サッカーの経験はありませんが、サッカーソックスに必要なニーズと新しい課題を与えていただくトッププレイヤー、素材と編み機で最大限表現していただいた協力工場様、そして当社の靴下に誇りを持って販売していただくサッカー専門店様など多くの方が創り上げた商品だと思っています。今では、全国約100店舗のサッカー専門店に販路を拡大しています。
■新たなヒット商品も誕生
2019年に発売した「ノンスリップバンド(写真中央)」も、快進撃を続けています。セパレートソックスに使用するテーピングの代わりとなる商品なのですが、「靴下同士がずれない」「テーピングを大量に消費しなくていい」との声が多く届いています。
こちらも、選手やサッカー専門店様の声から商品化されたものです。靴下の重要性に気付く選手が増えていますし、様々な要求を頂くので、更に上のものを提供し続けて選手のパフォーマンス向上に貢献していきたいと思います。
▶フットボールソックス https://tabio.com/jp/football/
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▶Tabio https://tabio.com/jp
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