21歳にして成功へと導いた『I'Rise Associates株式会社』代表の末永幸樹が語る創業の裏側とは?
1日で億単位のお金が平気で動く金融の世界。その中でも、21歳と若くして成功を築いた、現役投資家でもあり起業家でもある末永幸樹が語る『創業の裏側』について
(※2021年6月7日 I’Rise Associates株式会社 事務所内にて)
●人物紹介
末永 幸樹(すえなが こうき)
I’Rise Associates株式会社 代表取締役
1999年生 / 大阪府出身
【来歴】
大阪府大阪市生まれ。13歳の頃から、為替相場、株式相場などを独学で研究し、独自の運用方法を構築。また、高校在学中に、株式会社TFFを創業し、独立。親元を離れ、一人暮らしをしながら、高校生活を送る。高校卒業後、株式会社TFFを売却。その後上京し、一般社団法人日本投資家育成機構(EOJI)の講師を務める。現在では、資産運用業務を行っているI'Rise Associates株式会社の運営にも携わっている。
【投資手法】
スイングトレードでの資産運用がメインだが、現在は、1日の間に何度も売買を行うデイトレードも行なっている。また、逆張りが主な考え方で、値幅や流動性、チャートパターンなどに重きを置いている。
【エピソード】
2017年当初、一部のトレーダーの間で、その存在が知られており、2018年までは一切表舞台に立つことがなかったが、2019年、大手投資顧問会社とのタイアップにより、投資教材のリリース、講演会などを行なったことで、現在では広く知られるようになる。
●はじめに、手掛けている事業について教えて下さい
弊社は、プロップファームでの資産運用事業を主としており、その他、金融ポータルサイトの運営事業や、提携先の投資顧問会社様から金融コンテンツをリリースするなど、金融に特化した事業を展開しています。
●会社を経営する上で重要な考え方はありますか?
私のいる金融業界では、情報収集が全てと言っても過言ではありません。日々刻々と経済環境が変化していく中で、投資家は瞬間瞬間のマーケットに合わせて対応していく姿勢が求められます。なので、日々絶え間なく情報を収集しておくことと、新鮮な投資アイデアを構築し続けることが、運用会社を経営する上で一番重要なことだと思っています。中でも、10年以上、会社経営をやってらっしゃって、凄く尊敬している方がいるのですが、その会長さんが、経営は『アート』と『スピリチュアル』だと仰っておられて、本当に意味が籠っていると考えさせられました。他にも重要なことを仰っておられて、稲妻フレーズを少し引用させて頂くと、『数字や理論でいくら考えても、経営の流れが読めるわけではない』と言うことです。『経営に数字や理論などの要素が重要であれば、学業優秀な経営者さんの方が成功確率が高いはずですが、実際には学業優秀な経営者さんは失敗確率がとても高いと言われている。つまり、数字や理論とは別の部分、運を如何に引き寄せて経営できるかがとても重要になる』と仰っていました。
●事業を展開していく上で必要な考え方はありますか?
私自身、事業を展開していく上で、重要だと思うことが1つあって、それは、徐々に、確実に、利益を伸ばして行くということです。相場の世界では、一気に個人投資家の買いが集まると、逆に上がらなくなったりすることも多いのですが、これは会社も同じことが言えると思っていて、例えば、去年に比べて倍の利益が出せた場合、そのペースで利益追求ができる自信があればいいのですが、ほとんどのケースはその反動がどこかで返ってきてしまいます。バイアウト前提であれば、話は別なのですが、長きに渡って事業を展開して行くには、徐々に、確実に、利益を積み上げて行くという考え方は必須だと思いますね。
●普段の運用業務について教えて下さい
弊社はプライベートな部分も多いので、運用戦略や運用金額など、あまり公には言えないのですが、ちょうど後ろに表示してある楽天さんでの保有株だけで言うと、今は2,000万円くらいですね。地合いも見ながら、買い増しは考えていますが、短期的に資金が抜けそうなので、タイミングを見てと言った感じですね。運用業務というのは、チャートの未来を予想することではなく、変化にいち早く気付いて、その環境の中でもっとも効率良くパフォーマンスが狙えるセクターへ、ポジションを動かすことだと思っています。ただ、金融業界は凄い組織も多く、うちレベルは、ほんと大したことないと常々思わされます。
●創業当初、苦労されたことなどがあれば教えて下さい
弊社が設立されたのは、2019年12月25日、いわゆるクリスマスの日なのですが、様々な運を引き寄せるために、敢えて25日まで待ちました。一般的には、創業当初って苦労されることが多いと思うのですが、その点、うちはそこまで会社としては苦労しておらず、それも周りの方々のお陰でもあると思っています。起業家は、自分でアクションを起こし、チャンスを得て行くという姿勢が必要不可欠ですが、同時にチャンスを作って下さるような先輩経営者さんを見つけることも重要です。弊社は運用会社である以上、トレーダーの裁量判断で左右される部分が大きいのですが、私自身が、トレーダー上がりなので、その点、昔から個人で行っていたものを、会社として法人化させたといったイメージが大きいですね。
●会社のロゴに込められた想いは何ですか?
会社のロゴで象徴的なのは、ピラミッドに目の部分かなと思いますが、本来であれば、企業ロゴは普遍性を意識するべきですが、私としては、とにかく目に止まるようなロゴにしたかったのと、スピリチュアル的な要素を絡めたいという思いがありました。エジプト神話に出てくるホルスの目を反転させたイラストをベースに、会社名のRISE(昇る)を太陽で表現させ、3つの丸で3つの眼の意味を含ませています。
●成功の定義とは何ですか?
何をもって成功かにもよるのですが、本当にその人がどう思うか、その人のやりたいことが追求できれば、ある意味成功なのかなと思います。結局、お金は墓場まで持っていけないですし、「やりたいとは思わないけどこの事業儲かりそう」って気持ちで初めても、基本、長続きしないと思うんです。なので、人生という長い期間で見た場合は、自分のやりたいことを追求した先にある幸せを感じられるかどうかが重要かなと思いますね。
●経営に生きてくるような座右の銘などがあれば教えて下さい
私は哲学やスピリチュアルが凄く好きなのですが、中でも「memento mori」という言葉は凄く感銘を受けましたね。結局、人間って誰しもいつかは死ぬわけで、日常生活の中で「いつかは死ぬ」ということを考えながら生きている人ってほとんどいないと思うんですよ。人はいつか死ぬということは、同時に「やってもやらなくても死ぬ」ということを意味しますので、だったら、やってから死んだほうがいいと思うんです。あとは輪廻転生でいう、生と死は「対である」という考えも好きで、結局死んだとしても、また新たな人生が始まるので、「今世は何をして生きようか」なんて楽観的な考えを持つことができるようになりました。こういう視点になってからは、人生ゼロリスクだと考えさせられますね。
●企業としての今後の展望について
今後の展望としては、今お付き合いさせて頂いている方々との関係を大切にしながら様々なジャンルに挑戦していきたいと思っています。金融業界、主にバイサイドは、慣れれば作業のようなものなので簡単だとも言えますが、独学で一から勉強をしていくのは結構ハードルの高い世界だとも思います。今はソーシャルメディアも発達していて、割と得られる情報もあるかと思いますが、私が始めた当初は本当にちょっとした情報でさえほとんど出ておらず、毎日自分との戦いと言った感じで、ひたすら考えて気付きを得ていくしかなかったんです。それでも、こうやって結果が見えるラインに立てているということは、強い意志さえあれば、どんなジャンルでも、それなりに結果は見えてくるとも思っています。そういう考えのもとで、将来的には金融だけに留まらず、事業として、農業や宇宙関連のスタートアップなどにも携わるようなことを展開していこうと思っています。
□ 企業概要
【会社名】I’Rise Associates株式会社
【住所】〒103-0027 東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル10F
【事業内容】金融商品取引法に基づくデリバティブ取引及び有価証券取引
【代表取締役】末永幸樹
【HP】https://www.i-rise-associates.com/
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