『二割司法』という社会的な課題解消したい。気軽に法律相談ができる「無料法律相談Q&A」の詳細に迫る。
2021年9月に弁護士ナビの「無料法律相談Q&A」がローンチして以降、2023年1月時点で投稿件数は4,500件を突破しました。
多くのユーザーや弁護士が活用する「無料法律相談Q&A」について深堀りすべく、運用担当者へインタビューを行いました。
▽「無料法律相談Q&A」について
「無料法律相談Q&A」の導入により、悩みを持つユーザーが気軽に弁護士に質問をすることができるようになり、専門家からの回答や接点が得られることで、法律トラブル解決のきっかけを提供することを目的としています。
従来の「弁護士ナビ」に掲載している弁護士事務所情報や法律コラム等に加え、無料で質問できる機能を追加することで、弁護士に相談すべき事案かどうか迷っている場合でも、トラブル解決への第一歩を踏み出すことが可能となります。
本サービスでは、身近な法律トラブルについて、スマホやPCから気軽に質問を投稿することができます。ユーザーは、無料会員登録をすることで、質問を投稿し、「弁護士ナビ」に掲載中の弁護士事務所から回答をもらうことができます。また、会員登録なしでも、他のユーザーが投稿した質問と質問に対する弁護士事務所の回答をすべて閲覧することが可能です。
▽過去のプレスリリース情報
法律トラブルの内容に合った弁護士を検索できる「弁護士ナビシリーズ」 “無料法律相談Q&A”の投稿件数が4,000件を突破!
~無料で質問ができる機能を実装し、トラブル解決のきっかけを創出~
Q,無料法律相談Q&Aとはどういったサービスでしょうか?
無料法律相談Q&Aには、「弁護士に聞いてみたいことがあるユーザー向けサービス」と「弁護士ナビに掲載いただいている弁護士の集客支援」の2つの側面があります。
ユーザーが抱える法律関連の悩みを投稿し、それに対して弁護士が回答するもので、法律分野に特化したQ&Aサービスとなっています。
ユーザーは弁護士ナビに会員登録することで無料で投稿することができ、弁護士に依頼した方が良いかを判断する一助となります。
コラム等のコンテンツや、Google・Yahoo!でのリスティング広告に続く、弁護士ナビの集客チャネルのひとつといえます。
Q,どういった経緯で立ち上げたサービスですか?
ユーザーの抱える「弁護士への問合せ・相談のハードル」を下げるために作ったサービスです。
一般的に弁護士への相談においては、「①悩みに応えられる弁護士を探して、②自ら問合せをし、③トラブルの内容を詳細に伝える」という工程を経た上で、弁護士側が対応できるかどうかの回答を得る流れとなります。
能動的に動く必要がありますが、無料法律相談Q&Aを活用して弁護士からの回答を得たうえで相談することで、上記の内①と③の工程を省くことも可能です。
またユーザーへヒアリングを行ったところ、弁護士への依頼を検討するにあたって「この悩みは弁護士に相談するほどのことか」「冷たくあしらわれたりしないか」といった不安も声もありましたが、QAで初期的な意見をもらうことで、それらの不安も緩和できると考えています。
こうした施策により、『二割司法』という社会的な課題の解消に向けたアプローチを行っています。
※法曹界における課題『二割司法』について
二割司法とは、法律トラブルに遭い弁護士を必要としてる人の内、2割しか司法サービスにアクセスできず、8割は泣き寝入りを余儀なくされている状態を指します。
令和3年、法テラス サポートダイヤルへの相談件数は377,753件(※)となりました。法テラスの認知度、相談できる分野が限られていることを考えると、日本全国における法律トラブルに悩んでいる方の数はより膨大なものとなるでしょう。
※参考データ:令和3年度版 法テラス白書(P,34)
Q,無料法律相談&QAの特徴を教えてください
無料で会員登録していただくことで、費用をかけずに弁護士へ質問を投げかけることが可能な点です。
また完全に匿名で投稿できるため、人に話しづらい点も隠さずに伝えられることが特徴ではないでしょうか。
なお、個人・企業・組織の特定が可能であったり、コンプライアンスに反する内容については反映されないよう、当社にて投稿内容の審査を行っております。
Q,どのように使ってもらいたいですか?
サービス名に"法律相談"とあることで身構えてしまうかもしれませんが、気軽にご利用いただければと思います。
もちろんご自身のトラブルについて真剣に相談することも有効ですし、SNSや一般的なQ&Aサイトのように活用していただくのも良いのではないでしょうか。
実際に自身のことではないながらも「専門家の意見を聞いてみたい」といった投稿もありました。
妻・子がいながら不倫、相手も妻・子がいる事認識しながら今後どうなる?|無料法律相談Q&A
また「そもそも弁護士に相談すべきかどうか」を、専門家に聞いてみるといった使い方も有効です。
弁護士さんに依頼した方がいいのかわからない|無料法律相談Q&A
Q,ユーザーの満足度はいかがでしょうか
ユーザーより、「弁護士へ相談する前に、こういった疑問を投げかけられる場があって良かった!」とお声をいただくことがございました。
ユーザーにとって法律トラブルとは人生における一大事であり、めったに起こることではないので慎重になるのも当然ではないでしょうか。
とはいえ慎重になりすぎて動けずにいるとトラブルが深刻化することがある為、無料法律相談Q&Aを活用いただきたいと思っています。
Q,無料法律相談Q&Aの今後
全ての質問に対して弁護士の回答がついているわけではないので、回答率をどれだけ引き上げられるかが重要です。
「全ての投稿に回答がついて、解決に至る」というのは難しいかもしれませんが、そうした状態に近づけることで、より多くのユーザーに気づきや希望を与えられるサービス作りを目指します。
Q,回答している弁護士からの評判はいかがですか?
一部の弁護士のお客様から、無料法律相談Q&Aから実際に問合せが来て、面談に至ったとお伺いしています。
多忙な中でもご回答いただくことで、「弁護士ナビにご掲載いただいている弁護士のお客様の集客支援」も実現できているようです。
無料法律相談Q&Aは、多くの弁護士のお客様にご協力いただくことで成り立っているので、これまで以上に魅力的なサービスにしてまいります。
■株式会社アシロ 概要
・代表者 : 代表取締役 中山 博登
・所在地 : 東京都新宿区西新宿7-7-6 トーワ西新宿ビル
・資本金 : 606百万円(2022年10月31日現在)
・設立 : 2016年4月
・従業員数: 64名(2022年10月31日時点)
・事業内容:
―インターネット上で法律情報や弁護士情報等を提供する「リーガルメディア関連事業」
―弁護士有資格者の人材紹介サービスを提供する「HR 事業」
・サイトURL:https://asiro.co.jp/
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