ペット界のフードロスに貢献!フードボウル「Non Spill pot」の開発に込められた想いとこだわりとは
合同会社CTIAは、「まだ見ぬ新しい価値観を皆様の元へ」をコンセプトに、新しい価値観やアイテムを提供するブランド「ワールドトレジャーハンティング」を立ち上げ、運営しています。2023年3月には、ペットの食べこぼしを抑制するフードボウル「Non Spill pot」の先行予約販売を開始しました。
今回は、同社が本製品の開発に込めた想いとこだわりを紹介します。
「まだ見ぬ新しい価値観を皆様の元へ」が私たちのコンセプト
世の中にインターネット環境が整備され、「家に居ながらにして世界中の物が手に入る時代」と言われていますが、私たち日本人がまだ知らない便利グッズや面白いアイテムは、実は世界中に沢山存在しています。
当社では、「ワールドトレジャーハンティング」というブランドを立ち上げ、「まだ見ぬ新しい価値観を皆様の元へ」をコンセプトに日本の皆様がまだ触れたことの無い新しい価値観やアイテムを世界中から発掘・製品化して、皆様に「ワクワク」をお届けするために事業をスタートさせました。
ペット業界のフードロスに着目したフードボウル「Non Spill pot」
今回のプロジェクトは、ペット業界のフードロスに着目して製品開発しました。
ある日、ペット用品屋さんに行くと「賞味期限間近!」と書かれた表示と共に
値引き販売されているペットフードのコーナーを見つけました。
大量に並べられた棚を見ると、あまり売れ行きはよろしくない様です。
店員さんに訪ねてみました。「あの、これって、売れ残ったらどうなるんですか?」
店員さんは、突然訪ねた私にも丁寧に対応して下さいました。
「売れ残った場合は廃棄しますね。こうやって並べてますけど、結局、賞味期限内に食べさせ切れないので、賞味期限を気にしない一部の方が買われていくくらいですね。
毎回、これ捨てる時は心が痛むんですよね…」
日本国内で1年間に出荷されるペットフードの量は約60万tと言われています。
その中で、「賞味期限が近付いた」等の理由で廃棄されてしまうペットフードが日々生まれています。廃棄される量を仮に5%と見積もったとしても、実に年間3万tものペットフードが廃棄されていることになります。
そしてもう一つ、見えざるフードロスが存在します。それがご家庭での食べこぼしによるフードロスです。
この食べこぼしによるフードロスは、統計データが無い為、どの程度の量になるかは不明確ですが、経験上、日本国内の総量で言えばかなりの量になると予測しています。
つまり、食べこぼしによるフードロスを加えれば、更に膨大な量のペットフードが廃棄されていることになります。
私たち末端のペットオーナーが取り組めるフードロス対策は、ご家庭での食べこぼしを無くすこと。ご家庭でのフードロスが無くなり、余計なペットフードを購入する事が無くなれば、やがて需要と供給のバランスが整っていくと信じています。
いつか、全国のショップで「賞味期限間近!」の棚が設置されなくなることを夢見ています。
限られた地球資源を有効に使い、無駄の無い社会を目指して。
フードロス問題への貢献を目指して
Non Spill pot 起案者 本田より
皆さんは、「フードロス」と聞いて何を思い浮かべますか?
コンビニのお弁当が売れ残って廃棄される。飲食店でお客が食べ残した料理が廃棄される。スーパーで安売りしていた食材をたくさん買ったけど、使いきれずに結局廃棄した。子供が食べ残した料理をもったいないけど廃棄した。これらは全てフードロスに当てはまります。
コンビニ弁当のその日の売れ行きを予想してピッタリ仕入れ数を決めるのはなかなか難しいですし、我々消費者にはどうする事も出来ません。お客が料理を食べ残してしまうのも、店側がゼロにする事は難しいでしょう。
でも、私たちにも出来ることが有ります。たとえスーパーで安売りしている食材が有っても使える分だけ買う。食べ残さないように料理を作り過ぎない。一人一人が意識していくことで、フードロスを減らすことが出来るはずです。
と、ここまでは人間界におけるフードロス問題ですが、ペット界でも同様のフードロス問題が起こっています。しかし、人間界のフードロス問題は頻繁にメディアに取り上げられるのに、何故かペット界のフードロス問題は今まで話題になる事はありませんでした。ペットフードだって人間が食べる肉や魚・野菜から出来ているのに。
そして、考えてみて下さい。人間界のフードロスを減らすのはかなり難しい問題ですが、ペット界のフードロスは割りと簡単に減らせるかも知れません。
だってそうでしょ?ペットは多少の好き嫌いは有っても、お腹が空けば大体のペットフードを食べてくれます。後はそのペットフードをこぼさず食べさせるだけです。Non Spill potを広く世に広めて、ペット界のフードロス問題に少しでもお役に立てればと考えています。
たくさんの悩めるペットオーナー様に届けたい
Non Spill pot開発担当者 長嶺より
Non Spill potを開発するきっかけになった1匹の猫がいました。彼は鼻のつぶれた、所謂「鼻ぺちゃ」のペルシャ猫です。鼻ぺちゃの犬・猫は、ペットフードを上手に食べられない子も多く、彼もまたそんな猫の1匹でした。
毎日結構な量のペットフードを捨てていて、何とかしたいと考えていました。そんな話を友人にしたところ、「実は自分もペットの食べこぼしに悩んでいる」とのこと。どうやら同じ悩みを抱えた人は結構いるようです。
それからは、ひたすらペットが食べこぼすメカニズムを研究し、多くの犬・猫に協力してもらい試行錯誤の結果、Non Spill potを完成させることが出来ました。同じ悩みを抱えた人たちに一つでも多くのNon Spill potを届けたいと思います。
金属加工の聖地・燕三条の職人が、一つ一つ丁寧に製作
とある調査会社が、ペットオーナーに対して「ペットグッズに求めるもの」というアンケートを実施したところ、実に6割もの方が「安全性」と答えたというデータがあります。ペット用品は「雑貨」扱いの為、フードボウルであっても人間に適用される食品衛生法を通さずに輸入出来てしまいます。
全ての海外製品が悪い物とは決して思いませんが、中には粗悪な製品が存在する事も事実です。ほとんどのペット用フードボウルが中国製である中、Non Spill potは国産にこだわりました。
Non Spill potの製作をお願いしたのは、日本を代表する刃物・金属加工の街、新潟は燕三条の地で創業以来75年の長きにわたり成長を続けて来られた企業様にお願いしています。
実はノンスピルポットを製作するにあたり、この特殊な形状を実現して頂ける企業様がなかなか見つからず、かなり苦労しました。どうやら通常の設備では形成出来ない形状なのだとか。
今回お願いした企業様は、この特殊形状を実現出来る、国内に数台しか存在していない設備を保有されているとの事。
では、設備が有ればノンスピルポットを作製出来るのかと言えばそうではなく、やはり設備を扱う職人さんの手に委ねられているのです。
この「匠の器」ノンスピルポットは、燕三条の職人だからこそ成し得た逸品なのです。
本来は、業務用厨房用品を製作されている企業様ですが、今回、弊社の取り組みにご理解、ご協力頂き、ノンスピルポットを完成させることが出来ました。
食べこぼしを防いでお掃除の手間も軽減!Non Spill potの特長
斬新なデザインでペットフードの食べこぼしが激減
Non Spill potは今までにない斬新なデザインでペットの食べこぼしを抑制します。器のフチを高く設定する事により、ペットフードが器からこぼれ落ちない設計になっています。多くのペットで非常に効果が有る事が確認出来ました。
食べこぼしが減ることで、面倒なお掃除の手間も掛かりません。
業務用鍋の素材だからペットが舐めても大丈夫
人間の料理に使う鍋の素材(ステンレス:SUS304)を使用しているため、ペットが舐めても安心です。また、耐食性に優れているため錆びにくく、頑丈であることも特長です。
ペット業界からサステナブルを見つめ
Non spill potは、大量生産・大量消費社会に異を唱え、限られた地球資源を大切に活用することを、ペット業界から推進する為に開発された製品です。
現在、先行予約販売は終了し、生産体制が整い次第、今夏、一般販売を開始する予定です。
【会社概要】
社名:合同会社CTIA
本社所在地:東京都町田市成瀬台2-34-19
代表取締役:本田 昌久
事業内容:商品開発・輸入物販
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