中学レベルの英単語でイタリア人と意気投合し、たこわさを奢ったあげく、涙のお別れをした話

1 / 3 ページ

言葉が通じなくても互いが理解しようと努力すれば理解しあえると感じさせられた体験

2001年の話。

当時の私は親元である鹿児島で自由気ままなフリーター生活をしていた。この日は付き合っていた彼女と初めてのドライブ。今思えば付き合って初めてのデートでもあったので少し気合が入っていたような気がする。

昼過ぎに私たちが住んでいた鹿児島市を出て、のんびりと鹿児島県を北上。車は阿久根市というところに入っていった。阿久根市は海沿いの道路がとても綺麗なところ。ちょうどこの時は夕陽が海に落ちる時間だった。

綺麗なトコだねー
彼女
そーだねー(^。^)
お!あそこでちょっと休もうよ

海沿いの道路にみつけた道の駅。駐車場も広めで海を眺めるには絶好のロケーション。長時間の運転にも疲れたところだったので小休憩をとることに。

あー疲れたわー(^_^;)
飲み物買おうか?なにがいい?
彼女
そーだねー(^_^)
なんでもいいよー

まあよくある他愛のない会話をしながら、販売所でジュースを買って、駐車場に戻ってきた。


そのとき!

私たち二人の目線の先には駐車場奥の公園で夕陽をじっとみつめる西洋風の外国人がいた。

え!?
なんでこんな田舎に外人が!?

と、瞬間的に私は大変興味をもった。都会ならさほど珍しくもない外国の方だが、田舎ではあまりみかけないので、ここにいる理由を知りたくなったのだ。

なんで外人がこんなトコで夕陽を眺めているんだ!?(゜o゜)
よくわかんねーから話しかけてみっぞ!
彼女
えっ???……
ほんとに!?(・_・;)

とまどう彼女を尻目にズンズン外人さんに突き進む私。彼女の顔は少し引きつっている。まあ当然だろう。初デートで見知らぬ外人に話しかけようなどと、のたまわるのだから……

この時、私はその外人さんに対し、「日本に一人で来てるなら多少は日本語大丈夫だろう」と勝手に判断していた。なんて短絡的で馬鹿げた判断なのだろうか。。※そもそも当時も今も私は英語なんぞできない。できるわけない。偏差値30クラスの高校で英語のテストは赤点だったから。

外人さんに近づいた私は満面の笑みとジェスチャーで挨拶

はろ~ヽ(^o^)丿
外人さん
ハロゥ!ヽ(^o^)丿

む!いい反応だ。いける!

こう感じた私は、かねてから西洋人とコミュニケーションを取るために準備していた二つの言葉のうちのひとつを繰り出した!

きゃんゆーすぴーくじゃぱにーず??

おし!決まった…手応えありだ


そう感じ「このあとは日本語でOK!という流れになるだろう。。」と思った。しかしやつは手ごわかった……

外人さん
オォウ……ノゥウ…(-_-;)

なんてこった!

なぜ日本に来たくせに日本語がわからんのか!この外人はo(`ω´ )o

この言葉が通じないとは…話しかけて失敗だったか!?

と、思った矢先、やつのターンになった。身構える間もなくヤツがはなった言葉、それは…

外人さん
キャンユースピークイングリッシュ?(^。^)

!!これは…

私がダメだと思った瞬間、奇跡は起こった!

おお!わかるぞ!私にもその言葉はわかる!

西洋人とのコミュニケーション術第二の言葉として覚えておいたのは、まさにこの言葉だった。「基本的に日本語じゃないとダメだ」ということを明確にする。これが外国人と対峙した時の私のルールということだ。と、なるとこれに対する私の答えは決まっている!

オォウ……ノウゥ…
……(゜o゜)

普通、英語で聞いてきたんだから英語できるだろ!?なのにこの日本人はなんなんだ!?

だいたい英語で答えているだろ!お前o(`ω´ )o

そんな空気を瞬間的に感じた。。

ただ、彼は知らなかった。私が知っている英会話はこの二枚のカードしかない事を。

外人さん
◎$%☆‘¥??

次にヤツが畳み掛けてきた言葉はもはや異次元レベル。「くそ!人生において英語力でここまで追い込まれるとは…」( ;´Д`)もはや話しかける前の勢いは崩れ去っている。

みんなの読んで良かった!