3万ちょっとだし別に財布は痛くなかったですわい。気持ち以外はね・・・
と、電気を消してウトウトしかけていると。
「!!」
なんと家出少女の顔が僕のすぐ近くに!!!
家出少女
「あの。起きてますか?
初対面で色々と助けてくれて…
今お金もないし何もできないし・・・、
体で払うんで好きにしてください・・・」
リュウ坂口
「おいおい。馬鹿じゃねーの。
俺はロリコンじゃないつーの!
しょーもないこと言ってないで今日はもう寝なさい~〜………」
家出少女
「…」
リュウ坂口
「…(ゴ、ゴクリ)」
家出少女
「…」
リュウ坂口
「…」
家出少女
「…ほんと、ありがとうございます。…」
リュウ坂口
「………」
そう言うと家出少女はゆっくりとソファーに戻っていきました。
(…ち、ちょっと格好つけすぎたなぁ・・・
あ〜あ。長澤ま◎みと!!!…あ〜あ〜あ〜………)
・
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次の日。
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目を覚ますと彼女すでに居ませんでした。
散らかっていた室内が綺麗に掃除されていました。
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・・・あと。
出しっぱにしておいた光熱費を入れた封筒が無くなっていました。
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・
うーん。
そんなもんかなやっぱり・・・。
3万ちょっとだし別に財布は痛くなかったですわい。
気持ち以外はね・・・
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と、
そんな事も忘れかけていた一週間後。
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・
帰ってくると、会社の扉の下に封筒が。
・
中には現金五万円。
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