普通の主婦の普通じゃなかった半生 14 (実話自伝)登校拒否〜身障者〜鬱病からダイバーへ

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前編: 普通の主婦の普通じゃなかった半生 13 (実話自伝)登校拒否〜身障者〜鬱病からダイバーへ
後編: 普通の主婦の普通じゃなかった半生 15 (実話自伝)登校拒否〜身障者〜鬱病からダイバーへ

夢だったダイバーへ。





写真 私くらいあるでっかいアオウミガメさんと。


写真 ギンガメアジの群れと私。




私が鬱病になってから、夫と私は行けるだけ、お金を貯めては夫が長期休暇を取れるごとに海外のリゾート地に行きました。

夫はホテルのプールで読書しながらビールを飲んでまったりするのが好きでしたが、その度に私は一人で体験ダイビングに出かけるようになりました。

夫は当初、いくら誘っても「恐いから。」と言って拒否ってました。

体験ダイビングというのはライセンスを持っていなくてもガイドさんにみてもらいながらスクーバダイビングを浅瀬で「体験」するものです。

でも、あくまでも体験で深場にも行けないし自由に自分で泳ぎ回ったりはできません。

ちょこっと潜って海の中をちょこっと見物させてもらう、そんな感じです。

だけど、体験ダイビングでスクーバダイビングが膝の悪い私でもできるという自信を得た私は、だんだん欲が出てきました。

それでバリ島で一人でライセンスを取得しに行きました。

18mまで潜れる最初の段階、オープンウォーターコース3日間のコースでした。

それは予備知識が全く無かった私が思っていたよりもとても大変なものでした。

1日目、学科。

1cm以上もある分厚いでかい教本を渡され、先生と一緒にそれを読んでいきます。

読んだだけでも難しい!なんのことやら?

潜水に関する物理、水中での生理現象(水中ではモノが実際よりも大きく見えることや音がなっていても方角が特定できない等々)トラブルがあった時の対応、一番難しかったのは減圧理論でした。

潜水すると体内に窒素が溜まっていくため、それを排出するための表計算です。

大事なところにはマーカーでラインを引きます。

一章すむごとにミニテストがあって、その間は先生は休んでおられるけども、「早く終わりたかったら休憩無しでやりましょう。」そう言われた私は無我夢中でお昼以外休みをとらずに、みっちり8時間勉強しました。

最後に本番のテスト、これに76点以上で合格しなければテストのやり直しです。

私は76点ギリギリセーフで合格しました。

2日目3日目、プール講習と海洋実習。

実技、フィン&マスク無しで60mスイムやラッコみたいな状態で浮いていること15分。

タンクに器材をセッティングする方法や、トラブルがあった時の実際の対応、口にくわえるレギュレーターが外れた時にくわえ直すレギュレーターリカバリーやマスクが外れた時にもう一度はめ直すマスクの脱着、マスクに水が入った時に水を外に出すマスククリアなど。

それまで体験ダイビングでガイドさんにすべておまかせだった私には大変だったけど、これを全部クリアしていけばライセンスが取れる!そう思うと楽しかったです。

水中では落ち着いていると褒められました。

そうだと思います。だって私は体験ダイビングを5年もやっていたのだから、体験ダイビングのベテランでした。

3日間の講習を終え、私は無事ライセンスを取得できました。

やったぁ!これで私もダイバーの仲間入りだ!!

夢への一歩はそこから始まりました。


私がオープンウォーターライセンスを取ってすぐでした。

みんなの読んで良かった!