長男君が生まれた日のこと《後編》

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前編: 長男君が産まれた日のこと《前編》

寝ながらでも出産は出来る!?


前編では、大学病院からいきなり破水だったけれど、実はその間に2度ほど助産院に行っている。

一度目は泣きながら助産院に行き


「大学病院でこんなこと言われたけど、ここで産みたい~」


と助産師さんに泣きついて慰めてもらい、2度目は居合わせた助産院の院長先生に


「骨盤が小さくて産めないと言われたことに不安があるなら病院で産みなさい。でも、ここで産みたいって言うならなんとかするわよ。来週の水曜日までにどうにかすればいいんでしょう?」


のお言葉を頂き、どうしても助産院で生みたい意志を告げると院長先生がちょっと痛い内診をしてくれた。


あとから聞いたところによると、その内診が卵膜をちょっと刺激して破れやすい様にする処置だったそうだ。


それから


「これから何回もおしるしが来るかもしれないけれど、それからすぐにお産につながるわけじゃないから慌てない様に」


と言われ、帰宅。


そうしたら、案の定、何度も「おしるし」と呼ばれるどろどろした出血があり、1時半についに破水。


本当は病院に連絡をしなければいけないのだけれど、院長先生の「私がなんとかする」の言葉を信じて助産院に電話を入れた。


当直の助産師Fさんに


「う~ん、そうだな~。これから眠って、日が昇るころになったら来てね」


とのんびり言われたので、素直に眠る私。

こんな時でもぐっすりと眠れてしまうふてぶてしさよ。



夜が明けて助産院についたときには陣痛7分間隔。


それから産院で出された朝ごはんをのんびり食べ、陣痛の進みが早くなるという酵素風呂に入れてもらい、その時には陣痛間隔4分。


酵素風呂までは歩いて移動なので、陣痛が来ていない時にすたすた歩く私に夫が唖然。


産院に戻ると、例の大学病院の超音波技師さん(妊婦)が検診に来ていて、ついでに助産師さんに超音波写真の上手な撮り方を教えることになっていたそうで、ちょうど陣痛中(?)の私に練習台になって!と白羽の矢が立った。

他にすることもないので快諾し、4分毎の陣痛に耐えながら助産師さんたちの視線を集める私とお腹の中の長男君。


みんなの読んで良かった!