海外での初めての恋愛

著者: Has gods Emma
出会いはナンパだった。
一目惚れだった。一生懸命平常心を保った。こいつの事を知れば知るほど好きになる。と確信した。
番号を交換しても連絡はしなかった。
けどちょー酔っ払った時、自分から連絡してた。
この前の日本人だよ。覚えてる?的なメールを送った。
相手から返事がきて今シカゴにいるからNYに戻るのは一週間後だよ。とメールがきた。
やったぁ!会える!と思った。
次の週、彼と会った。
コリアンアメリカンの彼は待ち合わせも行く場所も全てコリアンタウンだった。さすがコリアン。て思った。
英語力の乏しいあたしに頑張ってジェスチャーで説明してくれたり、ジョークを言う彼の事を既に好きになっていた。
見た目、中身かなりツボだった。
その日は帰り際にキスして別れた。また、すぐ会えると思っていた。
いつまた会える?というメールをスルーされ、違う話題を振られた。
それからといえば、約束のキャンセルを4回。自分でビジネスしてるから忙しいのは分かってたけど、さすがに4回のキャンセルはバカでも気づくよね。
二回目のキャンセルで友達には散々言われた。コリアンの友達に相談したら、そんなの韓国人同士だったら絶対ありえない!とまで言われてしまった。
可愛い、早く君に会いたい、君が恋しいよ。とかメールや、電話では沢山甘い言葉を言ってくれた。
まだ好きだから嘘をだと分かってても信じて4回もキャンセルをくらっても次また、会えるのを待った。
正直、日本にいた時は自分から男にいくなんてありえないと思ってた。
アメリカにきたらそうはいかなかった。
英語力も乏しいあたしに、愛情表現も上手くできない。簡単な言葉で伝えるしかできない。
全てがフェアじゃなかった。
あたしから酔って電話したり、メールしたりしてたからあっちはあたしの気持ちを知ってた。
英語が喋れないのが、こんなにも悔しいなんて、、、英語が喋れなくても恋愛はできる。という人もいるが、あたしはそうは思わない。
一回や二回のデートなら外人相手に相手も新鮮な気分になるはずだから、だいたい三回くらいになると相手もいちいち説明したりめんどくさくなるはずだ。
仕事で疲れてる大人なら、会ってる時くらい癒されたいとか楽しみたいとか思うはずだ。第一、英語力も乏しいのにどうやってお互いの事を知れるんだろ?てなる。
みんな、喋れなくても恋愛は出来るとかいってたけどそれはあたしはないと思った。相手が若い学生とかだったら話は別だけど。今回の相手はハンサムで、ユニークで遊んでる時にこの人遊びなれてるなーと感じた。
アメリカ人の恋愛スタイルを学んだ気がした。甘い言葉もお世辞のうち。
その時、その時の時間をお互い楽しむ為に必要なんだなと。
まだ、嫌いになれない。でも、このまま都合のいい女に成り下がりたくない。
いつまで待てばいい?
彼女いるといってくれたら諦めれるのに、あなたはいつも本当のことは言わない。ネガティブな事は言わない。
こんな事を数週間考え抜いた後に、また元の生活に戻る事にした。
英語をしっかり学ぶ生活。
浮ついて勉強を疎かにしていた数週間は
終わり。自分がここNYで生きていく為に何が必要か改めて思い知らされた。
アジア人、日本人としてちやほやされるのは最初だけ。
アメリカ人は意外にかなり慎重だ。
一人に絞ったりしない。
デーティングてやつで何回も何回もデートを重ねてお互いを知り合う。
何事も無駄はない。実らなかった恋だけど最初が実らなかったから良かったのかもしれない。
優しくされていたら自分の今のレベルを知ることはできなかった。
恋愛はその時の自分に合った人を引き寄せる。
英語が堪能になれば出会う人も変わってくるよ。て言われた。
あと一年くらいかな?
それまでは頑張らなきゃ。
あたしの好きな言葉に
「本気で頑張ってるから誰かが助けてくれる。」って言葉がある。
まだ本気が足りないんだ。
頑張っていたら誰かが助けてくれるはずだ。だから、一つ一つ無駄はない。
24歳の夏#️⃣片思い#️⃣失恋。て感じ。
インスタ風。LOL




著者のHas gods Emma さんに人生相談を申込む