「人の親になるかもしれん」と思った僕が自分を棚卸しする話 5 空き地での遊びとマリオブラザーズ

前編: 「人の親になるかもしれん」と思った僕が自分を棚卸しする話 4 「オレはデキる」をたいせつに

遊び場


僕は田舎の出身だ。
熊本の中では都会の方かもしれないけど、やっぱ田舎だ。


小学校の登下校中にグミの実や野ぶどう、野いちごを食べたり
長靴で田んぼにハマって動けなくなったり
(※今はその田んぼも住宅地になってしまった・・・)
近道と称して道無き道(?)を通ったりしていた。


近所に公園がいくつかあったけど、よく遊んでいたのは
僕らが「空き地」と呼んでいた場所だった。


もうちょい正確に言うと資材置き場だ。
工事現場から出た土砂だったり砂利だったり木材だったり
土管だったり、、、よくわからんものだったり
そんなものが一時的に置かれていた場所だ。


僕らはそこで、石を投げ、土を掘り、棒切れと
板切れを組み、そんな感じで遊んでいた。


そして工事のトラックが入ってくると
「オヤジがきた!」の号令のもと、散り散りに逃げる。

ちなみに一時的な資材置き場なので刻一刻と形を変える。
そこがおもしろいところではあるが、
昨日作っていた秘密基地的なスペースが
次の日見たら完全に無くなっていたってこともある。


小学校中学年くらいまではこういった遊び場ではない遊び場
遊んでいた。
そこにはブランコも滑り台も無いが、ある意味なんでもある。


規定された遊びは無い。
まず遊びをクリエイトしなければならない
そういった部分が冒険チックで楽しかった。


思い出してみれば「空き地」で遊んでいた連中はみな賢かった。
やはりしっかり脳を使っていたからだろうか?そう思いたい。


赤と緑ぼうし・ひげおっちゃん兄弟の功罪


ええ、マリオとルイージです。

僕は「ファミリーコンピュータ」を持っていた。
でもあんまりハマらなかった。なんでだろ。


しかし「スーパーファミコン」の登場により、状況は一変する。


くっそハマった。

スーパーマリオブラザーズ
ボンバーマン
ストリートファイターⅡ
マリオカート

もうこの辺はどれだけの時間やったかわかんない。


ウチはゲームは16時から17時までと決まっていた。
たぶん毎日やってた。ウチでやらなくても誰かんチでやってた。


ポケモンが台頭し出してからはゲームボーイに移行する。
家でしかできなかったものがポータブルになった。
こうなったら16時から17時までだなんて制限は機能しない。


外で運動しなくなったからだろう、身体能力は下がった。
学校の持久走大会では順位が明らかに落ちた。


あと、発する言葉が極端で、短くなったような気がする。
なんせゲーム中に出す言葉ってのは

殺す・死ね・死んだ

こんなもんだ。日常生活では絶対に使わないだろう。


デバイスとのおつきあい


未来の息子・娘よ、僕はシステムエンジニアだ。
パソコンを使ってモノを作ることを生業としている。

しかし、だ
すまないが、僕は一切のデバイスを買い与えるつもりは無い


まぁ絶対ダメ、とは言わないが、タダではあげない。


家族で出かけたり外食に来たりしていても
DSを握ってる子とかしょっちゅう見かける。


僕はイヤだ。絶対に認めない。
そんなの家族の、身体の、否定じゃないか。


確かにネットやゲームは楽しい。麻薬的だ。
もちろん悪とは言わない。
でも身体のほとんどの機能を使わない。偏るのはよくない。
そして最も危惧するところは、デバイスは規定された
動きしか提供しないところだ。


遊びをクリエイトすることはできない。


できたとしても、視線は動かない、触覚は単調
嗅覚は必要ない、音は決められた音しか聞こえない
風を感じることはない。


子供ができたら野山に連れて行こう。
手で、足で、目で、花で、耳で、体を全部使って遊ばせたい。
そういう楽しさを知ってほしい。
怪我上等!

と、思った。

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