暴力人間(7歳)

後編: 継母(8歳~9歳)

小学校に入学しました。

でも僕は入学しても友達ができませんでした。
原因は僕の性格だったのかなと思います。
不満があると、暴力や暴言で人を傷つける。
そんな性格の僕と友達になってくれる人はいませんでした。

父は相変わらず僕を日常的に叩いてきます。

父に叩かれることに怯え、家ではオドオドと過ごす。
そのうっ憤を発散しているかのように、学校では問題行動を起こす。

僕の性格はどんどん捻くれていきました。

そんな僕の唯一の友達は家で飼っていた犬のエンゼル。

弟が亡くなってからしばらくしてから何故か飼いだしたのです。

エンゼルはどんな時も僕に付いてきてくれました。
時にはムシャクシャして、エンゼルにまで八つ当たりしてしまうこともあったのですが…。

父は夜遅くまで仕事なので、
学校から帰っても家にはエンゼルしかいません。
僕はいつも首からぶら下げていた鍵で家に入り、一人でご飯を食べる。
ご飯はほとんどがコンビニのお弁当。


『ただいま・・・おかえり』

僕もお母さんにおかえりって言ってほしいな…

家に帰ってお母さんがいたら嬉しいんだろうなぁ…

学校の話とか聞いてくれるんだろうなぁ…


みんなは学校が終わったら、嬉しそうに家に帰っていきますが

僕は全然嬉しくない。だってお母さんがいないんだもん…。

そんな独り言を言いながら僕は、道端に落ちているチョコレートを食べました。

ラッキー!今日はチョコレート拾った!って。


普通の家庭では、日常的なことも僕にとっては縁のないこと。
考えると寂しくなって…その後はなぜかムシャクシャする。

何に?分からない…でもなんかムシャクシャする…。

そして学校ではまた暴力をふるうのです。


学校でそんな僕に付けられたあだ名は

『暴力人間』

暴力反対~暴力反対~と言われ僕はどんどん孤立していました。


小学2年生になろうとしている頃、父は再婚をしました。
『新しいお母さんが家に来るよ。』
父にそう言われて、僕は素直に喜びました。

新しいお母さんも、きっと優しいんだろうなぁ…”

どんな人が新しいお母さんになるんだろう…とワクワクしながら

新しいお母さんが来ることを楽しみにしていました。

続きのストーリーはこちら!

継母(8歳~9歳)

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