暴力人間(6~7歳)

前話: 女の人(5~6歳)
次話: 継母(8歳)

小学校に入学しました。

でも僕は入学しても友達ができませんでした。
原因は僕の性格だったと思います。
不満があると、暴力や暴言で人を傷つける。
そんな性格の僕と友達になってくれる人はいませんでした。

父は相変わらず僕を日常的に叩いてきます。

父に叩かれることに怯え、家ではオドオドと過ごす。
そのうっ憤を発散しているかのように、学校では問題行動を起こす。

僕の性格はどんどん歪んでいきました。

そんな僕の唯一の友達は家で飼っていた犬のエンゼル。

弟が亡くなってからしばらくしてから飼いだしたのです。

エンゼルはどんな時も僕に付いてきてくれました。

父は夜遅くまで仕事なので、学校から帰っても家にはエンゼルしかいません。
僕はいつも首からぶら下げていた鍵で家に入り、一人でご飯を食べる。
ご飯はほとんどがコンビニのお弁当。


『ただいま・・・おかえり』

僕もお母さんにおかえりって言ってほしいな…。

叶うこともないそんなことをいつも思っていました。

 

みんなは学校が終わったら、嬉しそうに家に帰っていきますが

僕は全然嬉しくない。だって誰もいないんだもん…。

そんな独り言を言いながら僕は、道端に落ちているチョコレートを食べました。

ラッキー!今日はチョコレート拾った!って。

拾い食いは日常的でした。

 

普通の家庭では、日常的なことも僕にとっては縁のないこと。
お母さんの事や弟の事を考えると寂しくなって…

その後はなぜかムシャクシャする。

そして学校ではまた暴力で発散するのです。

 

学校でそんな僕に付けられたあだ名は

『暴力人間』

暴力反対~暴力反対~と言われ僕はどんどん孤立していました。


小学2年生になろうとしている頃、父は再婚をしました。
『新しいお母さんが家に来るよ。』
父にそう言われて、僕は素直に喜びました。

新しいお母さんも、優しいかな…”

淡い期待を持って、新しいお母さんが来ることを楽しみにしていました。

著者の橋本 隆生さんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

継母(8歳)

著者の橋本 隆生さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。