非正規雇用で働く地方在住のシングルマザーだけど子どもが東京の大学に進学できた3つの習慣「早ね早おき朝ごはん」(PRESIDENT 2014年10.13号)
〜番外編〜
プレジデントを買ったら、「東大兄弟を育てたシングルマザー式「シンプル通帳術」」という記事があった。
高学歴3兄弟を育てた母
私はこういうキャッチコピーに非常に弱い。(苦笑)
息子の出身高校や大学の名前を言えば「すごいね」と言われる。
私は自分がシングルマザーということを積極的に公開していないから、すごいねの前にシングルなのにという枕詞はつけられたことがないし、そもそも自分がシングルマザーなのに頑張って子どもを進学させたんだーっ!という想いはない。
シングルマザーかどうかという以前に、私の学歴コンプレックスを息子が解消してくれたという気持ちがある。
私自身には学歴はないけれど、我が子は高学歴なのだ。
学歴は個人の出自によらず、個人の努力で獲得できるものなのだ。
ある意味、平等な気もする。
それは息子が塾に頼らず受験を乗り切ったから、そう思えるのだろう。
最新号のプレジデントを読んで、シングルマザーがここまでできるのかと感動した。
時々、シングルマザーの子どもが東大に入った話はネットで見たことはあった。
そういう子は地頭がいいはずなのだ。
そして、経済的に余裕がなくても子どもの能力を最大限に生かすために母が努力をしてきた結果なのだ。
シングルマザーの中には、いろいろな事情で子どもの教育を優先できない人も多い。
そういう子どもたちの中で、地頭がよいのに家庭環境のせいで、能力に応じた教育を受けられない子がいるとしたら、それは国にとって大きな損失だと思う。
教育を受けることで人生の選択肢が広がり、環境を変えることだって出来るかもしれない。
シングルマザーだからこそ、それは大事なことだと思う。
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