【新幹線で切符をなくすとこうなる!】身をもって体験した1泊2日東京への旅。

先日、東京へ行く機会がありました。



7時52分名古屋発の新幹線に乗り、東京へ。9時26分品川に到着し、改札を出ようとしたら、チケットが見つからない。カバンの中探しても見つからない。



やばい、なくした。



でも、なんとかなるだろう。



軽い気持ちで精算所の駅員さんのもとへ。



「切符をなくしたんですけど」

駅員「どこから乗りました?何時発のに乗ってきました?車両は?席は?」

(やる気ない態度の駅員)

「名古屋から、7時52分発、13号車、14番D席です!」

駅員「しばらくおまちください」


待つ間に、いったい切符はどこへ行ってしまったのかを考えてみた。


車内販売でホットコーヒーを買った。コーヒーと一緒にもらった車内販売のご案内の紙切れを、後で捨てようと思い、バッグのポケットの中に入れた。品川に到着する直前にコーヒーを飲みきり、コーヒーカップの中に紙切れを入れて、フタをした。そして、13号車と14号車の間のゴミ箱に、コーヒーカップを捨てた。








その紙切れを、切符と同じ場所に入れた気がする…。




そうだ!わかった!!!わたしはいらない紙切れと一緒に、チケットまでもコーヒーカップの中に入れてしまったんだ!!!!!!



「そうだ、絶対そうだ!」とひとりで興奮していると、やる気のない駅員が戻ってきた。



駅員「新幹線の中にはないですね。もう一度切符を買ってください」

「は?」

駅員「切符ないと通れないんで。買ってください」

「は?」

駅員「切符がないと改札から出られません」





え?なんで?????



1万1,090円をもう一度払うの?え?なんで?買ったって証明できるのにまた買うの?



駅員「そういう決まりなので」



5分ほど「でも…」「だって…」と弱気にゴネる。




「ゴミ箱の中にあると思うんです」

駅員「ゴミ箱の中までは確認できません」

「じゃあどうすればいいんですか?」

駅員「お客さま自身にゴミ箱の中を確認していただくほかありません」

「じゃあ確認します」

駅員「もうゴミ箱は回収してしまいました」



…じゃあ言うなよ!!!!!!!!



「本当に買わなきゃいけないんですか?」

駅員「はい」

「1度買ったのに?」

駅員「切符がなければ通れません」

「どうにかならないんですか?」

駅員「(食い気味に)どうにもできません」



駅員「切符を捨てるのは、お金を捨てるのと同じなんで」




そのひと言で、無駄な抵抗を諦めたわたし。



泣く泣く1万1,090円を払い、改札を出た。

なぐさめ(?)に、「もしも見つかったときのために払い戻しができるように」と、駅員がチケットをくれた。「切符は焼却炉行きなんだから、いらねーよこんなもん!」とぐしゃぐしゃに丸めてやる気のない駅員の顔に投げつけたい衝動をこらえ、その場を立ち去った。



改札を出て、わたしは渋谷へと向かった。その道中、先ほどの駅員との会話を思い出して、ふつふつと怒りがわいてきた。なんやねんあの駅員のやる気のない顔、適当な態度..!めっちゃムカつく!!


だけどそれ以上に、よく確認もせずにゴミと一緒に切符を捨ててしまった自分と、おかしいと思ったことをおかしいと言わなかったり、本当は納得していないくせに、「わかりました」と言ってしまった自分に、腹が立った。


日本人は「そういうルールだから」と言われると、素直に従う傾向にあると思う。文句を言ったり、ゴネることを「悪いこと」と捉える。素直が悪いではないけれど、逆に言うと「自分の意見を言わない」ことで、「悪体制が長く続く環境」をつくりだしているとも言えると思う。(飛躍しすぎ?)



アメリカ留学をしたとき、アメリカ人が店員に怒っている姿を、街でよく見かけた。たぶん納得いかないことを「納得いかない!」と言わなければ気が済まないんだと思う。「いちいち文句言うなんて、めんどくさい人たちだなぁ」と思っていたけれど、これほどアメリカ人みたいになりたいと思ったことはない。



買ったことが証明できるのに、切符をもう一度買わなきゃいけないなんておかしくない???絶対おかしくない?


そんなことを考えながらも、超切り替えの早いわたしは、「まぁ仕方ないか」というポジティブな諦めで、渋谷に着くまでに気分を落ち着かせることができた。




その日の夜は友人のお宅に泊めてもらった。




朝起きて出かける支度をし、バッグの中身を整理していると、持ってきた本の背表紙が曲がっている事に気がつき、直そうと思い取り出した。


背表紙と本の間に、見覚えのあるものが………





切符だ!!!!!!!!





よかった!よかった!めちゃくちゃうれしい!そうだよね、ゴミと一緒にゴミ箱に捨てるなんてバカなこと、するはずないよね!


「もしも見つかったときのために払い戻しができるように」と駅員がチケットを、ぐちゃぐちゃにして駅員に投げつけなくてよかった!!!!!!



帰りの切符を買うときに、払い戻しチケットと、みつかった切符を持って意気揚々と窓口を訪ねた。対応してくれた駅員は、すんなり処理をしてくれて、重複して支払った切符代が戻ってきた!(手数料500円ほど取られたが)






【今回学んだ事】


切符は死んでもなくすな。




以上!


みなさんもお気をつけください。



ちなみに、わたしが払い戻しの手続きをしているとき、隣の窓口では同じく切符をなくしてしまった人が「どうにかならないんですか?」と弱気にゴネていて、ものすごく親近感を感じた。


ラッキーなことに車内で切符が見つかったらしく、駅員の「ありました」の声に、とても安堵していた。



隣の人「よかった~」

駅員「ではお客さまが切符を取りに行ってください」

隣の人「は?」

駅員「わたしたちは取りにいくことはできません」

隣の人「え?今から?東京駅まで?」(ここは品川)

駅員「はい。なくされた切符はお客さまに取りに行って頂く決まりですので」



その人は予定の時間が迫っているらしく、肩を落としてうなだれていた。



【今回の復習】


切符は死んでもなくすな。



付け加えると、


・切符をなくすと、同じ料金をもう一度支払う事になる。

・たとえ切符が見つかっても、その切符は自分で取りに行かなければならない。(場合によっては自腹でとんでもなく遠いところまで行かなくてはならない可能性もある)




「もう二度と切符はなくさない」

そう心に誓った東京への旅でした。

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