スポーツとは縁遠かった少年

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後編: 運動出来ない少年の叶わない憧れ

スポーツなんて、選ばれた人間のするものだ。


記憶が正しければ、それは小学生の頃までさかのぼる。


「毎朝、小さなグランドを10周する」というのが恒例だった。


ボクはこの時間が苦痛で仕方なかった。


なぜなら運動が大の苦手だったからだ。


実は、当時小児ぜんそくを患い、激しい運動をすると途端に心臓が苦しくなる。


それがとても辛かったし、それよりも辛かったのは

誰よりも走るのが遅かったのですぐに周回遅れとなり、

普段仲良くしてる友達に一瞬で置き去りにされる

言葉では言い表せない劣等感がたまらなかった。



正確には、それにすら慣れ劣等感すら当たり前になった・・・


そして仲の良かった友達はみな、スポーツが得意だった。


ボクだけ運動出来なくて、

でも、なぜ運動神経抜群の友達ばかりだったのかというと

ボクが「明るいデブ」だったからだろう。

運動の時以外は・・・



だから本来、一般的な小学生が楽しみでたまらない

「体育の時間」

「遠足」

「運動会」

etc...


ボクにとっては苦痛でしかなかった。


この頃楽しかった記憶といえば、

放課後友達の家や、時にはボクの家で集まって

テレビゲームをやって遊んでる時間だった。


こんな、スポーツとは縁のない少年。


みんなの読んで良かった!