大学受験以降、英語に触れてなかった僕が、海外企業と取引をするまで~その3
売れるものだと勝手に思っていたので、僕はワクワクした。
しかし、買いたいニーズは沢山あるものの、そこから
じゃあ買いますということにならなかった。
なぜ、相手が「◯◯を買いたいです。」といっているものを、
提供しているにも関わらず、相手が買わないか?
沢山の相手からのニーズに応えていくなかで、
話がスムーズに進むケースと、そうでないケースの
見分け方ができるようになってきた。
まず、価格面。
It is very hight.
相手から、一番よく言われたことばだ。
この価格について、「高い」と言われる製品には特徴があった。
相手から、
◯◯(会社名)
AZ-0012(品番)
30個
のように、会社名・品番・個数
このようなニーズに対して、見積を投げると、ほぼ「高い」と言われる。
これは、考えてみればとても単純な話で、買い手は、他の会社にも見積を
出していたり、ネットで検索して大体の価格調査をしていて、さらに
安く買えるのならば、買うとというスタンスの買い手なのだ。
特に、品番などで検索するれば、簡単に価格比較ができてしまう時代だ。
大量に購入することで、単価を下げることができるのであれば、
やっただろうが、そもそも資本がない中でビジネスをしているのだから、
「いかに安く購入するか?」と考えている買い手へ提供することは
難しいと判断した。
しかし、一方で、「会社名・品番・個数」というお決まりの指定があるにも関わらず、
「高い」と言われることがないケースもあった。
著者のShimada Ryouさんに人生相談を申込む
著者のShimada Ryouさんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます