熱処理をするとシュールストレミングを美味しく食べることができるのか!?

前話: シュールストレミングの悪夢再び!?真冬の新潟でアイツが帰って来た!!

揚げてみる

前回、シュールストレミングはお茶漬けにすると食べることができるという検証結果を出したググレンジャーは今回、全ての調理方法を熱を加えて食べてみることにした。


まずはじめにシュールフライ、海老やさつまいもなど日本の代表的な料理”てんぷら”にして食べてみる。


ここまではすごく美味しそう



でも揚げるとものすごく臭い…


結果は…激マズ。

シュールストレミングの臭みが凝縮され、とてもマズい。


焼いてみる

続いて焼いてみることに、やっぱり魚と言ったら焼きが一番。焼いたらシュールストレミング独特な臭みがとれるだろうと思っていた。

シュールストレミングを焼いてみると、シュール液がポタポタ落ちその度にコンロが火を上げる。

ちなみにこのコンロはピンクの自宅から持ってきたもので、シュールストレミングの臭いは一度付いたら二度と取れないと言われているため、ピンクは鍋をする度にあの臭いを思い出すこととなってしまった。


そして実際に食べてみると

ダメだった…


アヒージョにしてみる

アヒージョはニンニクとがたくさん入っていて、そのニンニクでシュールストレミングともいえども打ち消すことができるだろうと考えた。


バチバチと音を立てるニンニク油の中にシュールストレミングを入れる。

確かに臭いは少し無くなっていた。そして食べてみる。

やっぱりダメだった…

食べる前はそんなに臭いは感じなかったが、口に入れて見ると嫌な臭いが口の中に充満し、やっぱり食べれなかった。


卵とじにしてみる

玉子のまろやかな感じでシュールストレミングを包んでくれるかもしれない。ということで玉子とじにしてみる。

熱を通すことでものすごく臭くなっていた。そんなシュール玉子をサブエボが食べてみる。


逃げた…


ムニエルにしてみる

最後にムニエルにしてみる。ここまでやってみて全部がダメだったので半ばあきらめモードの中、小麦粉をまぶし焼いてみる。


この日の気温はマイナス2℃ということでコンロも日の勢いが無くなっていた。そしてググレンジャーたちも寒さが限界に近づいていた。

早く終わらせたい一心で焼くが、火が弱いためジュージュー言わない。

仕方なくレッドがかき混ぜる


するとシュールストレミングは無残な状態に。排水口に数週間溜まっている生ごみのようになってしまった。


何としても食べたくないイエローはせめて量を半分にしてとお願いする。


でも無理やり食べさせられる。

想像通り見た目も味も最悪だった。


結果は?

お茶漬けは熱を通すことで食べれるようになったが、今回試した全ての料理をおいしく食べることができなかった。


しかしこの検証をしたことによってあるひとつのことを発見することになった。


それは、シュールストレミングを揚げたり焼いたりするときに出る湯気が服に付いてしまったとしても臭くなる。


ということだった。


それほどまでに恐ろしい食べ物シュールストレミング。また次回ググレンジャーが何かしらの方法で挑戦するかどうかはわからない…


もうみんな怖がっている…


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