24養子になってもいいよ【息子たちに 広升勲(デジタル版)】

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この話は、わたくしの父が1980年に自費出版で、自分と兄の二人に書いた本です。

五反田で起業し、36で書いた本を読んで育った、息子が奇しくも36歳に、

五反田にオフィスを構えるfreeeの本を書かせていただくという、偶然に五反田つながり 笑

そして、息子にもまた子供ができて、色々なものを伝えていければいいなと思っています。 息子 健生

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「養子になって……」「いや、それだけはかんべんを」と静江おばあちゃんとお籍のことで攻防戦をくりひろげていた六月、君子おばあちゃんと徳実おじいちゃんが東京にあそびに来たんだ。そこで、母ちゃんははじめて、おじいちゃん達にあった。


おじいちゃん達は、母ちゃんに一目惚れ、

「いい娘さんが勲の嫁になってくれる」と有頂天なんだ。

「むこうさんでは、“養子になってくれなければ結婚させない”と言ってるんだが……」と話すと、

君子おばあちゃんも徳実おじいちゃんも、

「養子になってもいいよ」といともアッサリ養子になっても結婚した方がいいというんだ。父さんはあわてて、

「ダメだよ、そんなこと言っちゃ。“養子になりたくない”と頑張っているんだから……」

その時、おじいちゃん達二人と中田ハナおばあちゃんと母ちゃんを乗せて、父さんの運転で、日光東照宮に見物に行ったんだ。

おじいちゃん達は、よほど母ちゃんの人柄に好感をもったのか、それとも、三十四歳にもなって独身の父さんに、何がなんでも結婚させようとしたのか、それとも、早く孫の顔が見たいと思ったのか。まったく何一つ文句なく、二人の結婚を許してくれたのだ。

喜生は、二月十四日生れだから、逆算して六月にはすでに、母ちゃんの身体に宿っていたんだな。

だから、親子三人でおじいちゃん達にご対面し、一緒に日光見物をしたんだな。




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