フィリピン人の彼女と会って5日で婚約して結婚しなかった話 - (4)ニノイアキノ空港
まずは、前回のおさらい。
◆◆◆【旅のしおり】◆◆◆
私:9:30(成田発)~13:30(マニラ着)
彼女:8:00(ダバオ発)~9:30(マニラ着)
私&彼女:ニノイアキノ空港で合流
私&彼女:15:30(マニラ発)~17:30(ダバオ着)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
初めてのひとり海外で、
現地の国内線の乗り継ぎに
自信がなかった私は、
彼女に迎えに来てもらうことにしていた。
彼女からの電話は搭乗時間の20分前。
自分はすでに出国手続きも済んで、
飛行機に乗るだけなのに...
フィリピン行きを心配してくれた
家族や友人に、
「彼女が寝坊したから行くのやめました!」
なんて、言えるはずもない。
この短時間で、なんとか
確実に会える方法を考えなければ...
そうだった...
彼女は暇なアルバイト生活...
マニラからダバオに戻るときの
彼女のチケットも、日本で手配して
自分が持っているぐらいだ...
彼女は今にも泣きそうな声だった。
このとき、彼女に伝えられたのは、
次の3つだけ。
①私がマニラについたら、彼女のケータイを鳴らす。
②電話に出なかったら、ケータイを質屋に入れてチケット買ったと考える。
③もしも次の便に乗れなかったら、必ず電話に出て!
これが精一杯だった...
4時間後、不安を抱えたまま、
自分はマニラの空港に居た。
飛行機を降りると同時に、
ケータイをグローバルモードに切り替え
彼女のケータイを鳴らす。
「・・・電波の届かないところ・・・電源が入っていないため・・・」
英語のアナウスが流れた。
よかったぁ~
迎えに来ているんだ!
次は、彼女を見つけなきゃ!
前の晩、彼女が迎えにくるときの
服装をSkypeで見せてもらっていた。
ピンク色のキャミソールに、
デニムのショートパンツだ。
入国審査をパスして、
空港の出口から外に出て愕然とした。
そこには、500人以上は居るだろう、
出迎えの人たち...
乗り継ぎまでの猶予時間は約2時間...
どうなる俺!?
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