ある人の「ひと言」で、まるで手品のタネ明かしを見たように理解できた、出来る人と出来ない人の違い
潜在意識がその人の行動の8割から9割を決める。
人間は、
普段の行動は自分では意識してない所(潜在意識)が深く関わっている
という話を聞いたことがあるかと思います。
今日からダイエット始めるぞ!
と、自分では思っていても潜在意識が
って言ってると、不思議なことにどんなに頑張っても痩せない自分が居る・・・
みたいな事です。
しかも潜在意識は無意識なんで、なんで痩せないのかなあ?
と思いながら気付くとポテチを食べている、というかなりやっかいなヤツです。
じゃあ、潜在意識を変えることから始めないといけない訳ですが、
…って話ではなく(冒頭から脱線しかけて焦りました)
「人間は無意識に潜在意識に従って行動する生き物」
ということを理解して頂いて、それを前提にこれから話を進めていきたいと思います。
この話は、
頑張ってるのに出来ない人と、頑張らなくても出来る人。
について書いています。
あなたの周りにも居ませんか?
例えば会社の中での話ですが、
たいして頑張ってる風にも見えないのに、トントン拍子に仕事が出来ちゃう人と、(実はちゃんと工夫を凝らしてる人)
めちゃめちゃ汗水垂らして頑張ってるのに、いつも上司に怒られてる人。(実は何も間違った事はしていない人)
営業の外回りなどでパチンコに行っちゃったり、公園で寝ちゃったりする人は「自分の意思でそうしてる」だけなのでどうでもいいんですが、
頑張ってるのに結果が出ない人に対して(何とかならないかなぁ)と思うのが人情ってもんです。
実は、ぼくは最近まで(でも何ともならないよなぁ)と思ってました。
しかしある人の話を聞いて、
と、TVでセロのマジックのタネ明かしを見た時のように明確に理解した、
いや覚醒したかのごとく腑に落ちた話です。
部下の育成に悩んでる人には、参考になるんじゃないかな?
と、思ったのでこうして書いてます。
この人達に対して、指導者はどう対応するべきか?
というような話を今からします。偉そうに。
才能が無いという個性
ぼくは以前会社に勤めてたころ、部下ではないのですが30人そこそこの社員、それぞれ個人の力量を踏まえて仕事を割り振る。という立場にいました。
やる仕事は同じなのですが、人によって仕事が出来る度合いが違うので、どうしても「仕事が出来る人」に多くの仕事を任せるようになってました。
当然、文句も出てくるわけで。
そこは何とかコミュニケーションと飲みニュケーションを取ったり(下戸ですが)
そういう事をしながら、それなりにその日の仕事を終わらせる事をやってました。
どの会社、どの職場でもこういう事ってあると思います。
公平に仕事を与えないといけないんだけど、ホントに公平にすると仕事が回らない。
かといって仕事量の多い人が納得できるほど、待遇面でフォローできない。
そんな葛藤を毎日感じつつも、
その頃のぼくは、頑張ってるのに仕事が出来ない人と、そうじゃない人の違いは、
「手際がいいかわるいか」「段取りが上手いか下手か」「要領がいいかわるいか」
要するに、その人の才能的な部分の違いなんだろうなと思ってました。
人にはどんなに頑張っても行けない領域がある、と。
だから一生懸命やってる人に対しては、
(何でこれ位のこと出来ないんだよ、どんくさいな・・・)
とは思わず、それも個性のひとつだと理解するようにしていました。
マジメで優等生が悪いわけじゃない
しかし、最近ある人の何気ないひと言を聞いて、気付いたことがありました。
そうか!「潜在意識の仕業」だったんだ。
と。
その方はビジネスのコンサルティングをやってる方で、数百人を指導してきた実績があり、
何人も「出来る人」と「出来ない人」を見てきた人です。
出来ない人も無意識に出来てないから、何で出来るのかが解らない。
お互い無意識だから、ずっとお互いを理解出来ないんです。
これを聞いてぼくが気付いたこと。
それは、
頑張っても出来ない人というのは、個性や才能なんかではなく、学生時代にある意味「優等生」で「マジメ」だった人が、社会人になってから陥りやすい行動パターンだったということ。
これがどういう意味かは後述します。
じゃあ、学生の頃ヤンチャで不真面目だった奴が仕事が出来るのか?
という話になるわけですが、これも半分当たりだと思います。
起業して大成功を収めてる人が、若い頃は割と問題児だった人が多いのも理由のひとつです。
スティーブジョブズなんて、成功してからも問題児でしたよね?
マークザッカーバーグも、ハッカーでしたし。
ジェフペゾスもかなり先生から嫌われてたらしいです。
あのヘンリーフォードも、自分から学校に見切りを付け中退しました。
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