ある人の「ひと言」で、まるで手品のタネ明かしを見たように理解できた、出来る人と出来ない人の違い
会社を辞めて、独立してからのぼくの周りも、問題児、異端児、社会不適合者ばかりです(笑)
そんな事はどうでもいいですが、
子供の頃から親の言うことを聞かず、学校の先生の話も聞かずヤンチャだった奴は、
「自分はどうしたいのか」という葛藤と戦ってきた人間です。
親は勉強しろと言う。
でも勉強は嫌いだ。友達と遊びたい。
学校は禁止してるけどバイクにも乗りたいし、ギターもやりたい。
それを周りに認めさすにはどうすればいいのか?
そんな事ばかり考えてました。
あ、これ、ぼくの事ですね。
片や、マジメで優等生の人生を歩んで来た人。
実は彼らには2通りあって…
ひとつは、
自がやりたい事が、親や先生の要望と上手く合致した人。
稀にこういう人もいます。
自分では何の苦労も感じずにサラッと東大とか入っちゃう人ですね。
社会に出ても大成功するタイプです。
もうひとつは、
とにかく親や先生に言われた通り生きて来た人です。
日本人は多分この層が一番多い気がしますが。
親の言い付けをちゃんと聞いて、先生の言う事もちゃんと聞いて、勉強しろと言われたからちゃんと勉強して、いい大学を目指せと言われたから頑張って目指して、世間にいい企業と言われてる会社にちゃんと就職する。
そんな、
誰にも怒られないマジメな優等生です。
聞き分けのいい子供はチヤホヤされ、マジメな学生は先生に気に入られます。
こうしろと言われた事をやるだけで、なんか周りは自分を愛してくれる。
そりゃ普通は居心地いい方を選びますよね。
言われたことをやればいいだけだから楽ですし。
別に、というか決してマジメに生きてきた人を否定してる訳ではありません。
そして、肯定もしません。
不真面目でヤンチャだった人も同じです。
それは、「ただそういう生き方を選んできた」という、個人的な問題だからです。
潜在意識は選んだことが正しいと判断する
社会に出ると、ここで両者の違いが出て来ます。
自分の頭で試行錯誤してきた人間は、それが正しい選択だと思ってます。
言われた事をやることで問題無く生きて来た人間も、もちろんそれが正しい選択。
そして、常に選んできたことを肯定するのが潜在意識です。
良い悪いは別として、どっちが社会人として仕事で結果を出せるか。
これは一目瞭然ですよね。
上司に教えて貰ったことを、結果が出るように仕事をするにはどうすればいいか?
もっと効率よくするやり方は無いか?
違うやり方が見つかった。試してみた。失敗した、でも次は成功した。何故成功したのか?
常に自分で試行錯誤しながら結果を出す人は、
これらを「無意識」にやってるんです。
何故なら、
って言ってるから、出来る。
いっぽう、
「言われた事をやる」が最善として無意識に生きてきた人は、
それで結果が出ればいいのですが、出ないと、
言われた事をやってるのに何故出来ないのか?という所で悩みます。
例えば、どうすれば効率よく仕事が進められるかを考えると、
上司に「やれ」と言われた事でも、それを省く手段を見つけて時短すれば、それだけ早く仕事が終わります。
マジメに「やれ」と言われた事だけをちゃんとやる人は、
例え契約が取れなくても、仕事が遅れても、やるんです。
何故なら潜在意識は、
って言ってるからです。
もちろん、言われたことをちゃんとやれば結果がでるようなシステム、指導、フォローがしっかりしてる会社ならいいですが、
ほとんどは、それで失敗したり結果が出ないと、
「そんな事やれとは言ってない!」
とか、バカな上司は平気で言いますから(笑)
出来る人の「結果を出したいから試行錯誤した」も、
出来ない人の「やれといわれたことをやった」も、
無意識に「それが正しい」をやってる状態なので、潜在意識のレベルなんです。
だからお互い、
と、思うかもしれない。
でも、実際は才能もクソも無くて、
「自分の頭で考えて行動する」
これが無意識に出来てるか、出来てないか?
これだけなんです。
頑張ってるのに結果が出ない人には、
「自分の頭で考える事」を教えて訓練してあげれば、
根がマジメな分、すぐ結果を出せるようになるはず。
根が腐ってる奴は、何言ってもダメですけどね(笑)
ちなみに、ぼくは根が腐ってる時期が相当あった人間なので、
こんな偉そうな事を書ける人では無いです、本当は。スミマセン。
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