俺が財閥の家庭教師だったときの話1

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後編: 俺が財閥の家庭教師だったときの話2

これは俺が塾を始める前の話だ。

あの頃はゴルゴ13に狙撃されるとまずいと思ってさすがに封印していたが、今その封印を解くことにした。

初めて語るこの話は、少し長いので分けて書こうと思う。

なぜこの話を今になってするかだ…

俺を狙うかもしれないゴルゴ13がこんな名言を残している。

「……10%の才能と20%の努力………そして、30%の臆病さ……残る40%は……運だろう……な……」

えっ?

狙撃依頼成功率99%のゴルゴちゃんって40%も運だったの?

まるでバファリンみたいな…

俺も運は結構いい方だしぃ…

もしかして、ゴルゴちゃんから逃げ切れるかも?


実は俺は、塾の先生になる前の少しの期間は家庭教師をやっていた。

3ヶ月間くらいだった。

普通の家庭教師じゃない。

なんと教科書に載ってるような超財閥の家庭教師だったのだ。

あるだろう。

M井、M菱、S友、Y田って。

それの最初の方にでてくる、Nみたいなイニシャルの家に家庭教師に行っていた。


あー。怖っ。

ゴルゴにやられるかもしれない。

もしも、この秘密があの財閥に漏れたら…

俺が不思議な死を遂げたときは、暗殺を疑って欲しい。

そして、銭形のとっつあんに…

銭形のとっつあんにすぐに知らせて欲しいのだ。


なに?

早く始めろだと?

わかってるって。

まあ、急ぐな。


本当は俺は家庭教師になりたいわけじゃなかった。

ただ、金持ちになりたかった。

だから俺は、14年も勤めていた化学会社をやめて、給料のいい家庭教師派遣会社に就職した。

最初はそこでやっていこうかと思っていたのだが、高額教材を売りつけるための悪徳会社だったので給料日の直前に辞めた。

その後、俺は一人で家庭教師を始めることにした。

俺は自分が子供の頃は塾に通ったことないし(貧乏だったから)、ましてや家庭教師を雇ったことない。

でも、俺は勉強の世界が大好きで、そして子供が好きだったから、俺が家庭教師をやることにしたのだ。


そして話はここからなのだ。

なぜ俺が財閥の家庭教師を…

そしてどういう経緯でその仕事が入って来たのかをお前に教えてやろう。

みんなの読んで良かった!