自分の体のこと5
今回で最終回、いま現在の状態と私が伝えたかったことをまとめます。
ダラダラとした文章にお付き合い頂きありがとうございます。最後の手術から現在の状況、あとこのストーリーで私が書き残したかったことを書きます。
両膝を手術し、走ったりジャンプすら出来ない状況になった私ですが、、、いま現在また性懲りも無くサッカーをしています。
「2度とスポーツをすることはない、、、」と考えていたんですが、ヒョンなことからサッカーをすることに、、、。
現在海外在住なんですが、とあるお酒の飲み会に初参加させて頂いた際に、、。
一緒にサッカーしているのは、40才以上のオヤジばっかりですから、時には激しいプレーもありますが、基本的にはユルいサッカーですよ!
どちらかというと、練習後の飲み会の方がメインという感じですよ。
と、あまりにも熱心に誘われたのと、ちょうどW杯が開催される年でもあったので
見学だけ、と言わずに一緒にボール蹴りましょうよ!
というご縁から、どっぷりとはまっている状況です。
いまでは、無理しない程度に走り回り(たまに無理して倒れてます)、40を超えたオヤジ仲間と一緒にボールを蹴っています。
「また足が壊れるのでは?」という不安はいつもありますが、それ以上に仲間とボールを追いかけること、サッカーを通じて多くの方と出会えているということが何者にも代え難い宝物になっています。
それに、あれだけギクシャクしていた足も、普通程度に走ることも、あまり高さはないけれどジャンプも出来るようになり、「普通の人と同じ生活ができている」と自己満足に浸ることができています。
ここまで読んで頂いた方の中には、私の様な体で何度も足の痛みで手術をし、それでもスポーツを続けていることに疑問や「バカじゃない?」と思われる方もいると思います。
私自身「バカ」だと認識しています。(笑)
ただ、1番最初に手術をした17才の時にも悩み、20才ぐらいの時に自分の中で一つ決めたことがあります。それは、
『何が人生にとって一番良いことかは、死ぬ直前までわからないはず。だったら、死ぬ直前に「自分の人生は大変だったけど面白かった」と思うことができる様に生きていきたい。後悔をしながら生きる様なことは絶対にしない様にしよう。』
言い尽くされた言葉かもしれませんが、世の中にはたくさんの方がおられ、たくさんの人生があります。当然いろいろな選択肢もあり、人によって進む道は全く違うと思います。
なので、私の考えを人様に押し付ける様なことはしません。
ただ、こういう考えを持って生きている人もいるんだということを知ってもらえればと思います。
とりあえず、今までのことを書かせて頂きましたが、私の人生はまだ終了してません(まだ、死んでませんから!)
なので、これからまだまだいろいろな事が起こるかもしれません。
でも、20才の時に考えた自分の考えを実践して、笑って死んでいける人生を送りたいです。
長々とご拝読頂きありがとうございました。
著者の佐藤 隆さんに人生相談を申込む
著者の佐藤 隆さんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます