脱サラをして30歳で製造業からゲーム業界に進んだ話〜ターニングポイント・2−2〜

次話: 脱サラをして30歳で製造業からゲーム業界に進んだ話〜ターニングポイント・2−3〜

今週からはコンスタントに更新していこうとやっています。

北海道旅行からの帰りに強制的にフェリーで仙台に降ろされた僕は仙台から愛知県まで陸路で帰る計画をその場で立てて、実行することにしたのです。


振り返ると、無茶しやがってと我ながら思います。

地図はあるとしても、初めての東北から東京までの南下。

高速道路の料金とかもわからないままにとにかく突っ走る若さと、ここまできたらなんとかしてやるという意地があったのかもしれません。


ーーーーーーーーーー


「降参」してしまったら、そこで挑戦は終わり


とりあえず、高速道路をはじめから使うと料金が怖かったこともあり、まずは広めの一般道あたりから行くことに決めました。


朝飯をコンビニで取りつつ、地図を確認してコースをその場で設定。

仙台港北のジャンクションから、仙台東部道路を使って南下のコースを取ります。

専用道路ということもあって、晴れた天気で走るにはいいところでした。


南下してきたところで、どうせなら太平洋側沿いに走ろうと常磐自動車道にそのままコースを切り替えていくも、途中で降りることになりました。


そう、仙台から南下していくことで、福島にいくことなり


東北地震の現場に奇しくも遭遇することになったのです。


TVや新聞などで見るものとは違い、実際の地震の被害はすごくゴーストタウンのようになった町並みの中で警察の人に道を止められながらも一般道で進むと相馬市までいくことができました。


相馬市までいくと、人が営みを続けている様子を感じ、人間の逞しさと苦境でも立ち向かう勇気をもらったように感じました。


相馬市に辿り着いた時点で午後三時。

東京までの距離はまだ300km以上ありました。

夕方の混雑時にでも首都高には入ればまだ行けるかと思い、ここで二本松より高速道路に乗ることを決意しました。


ーーーーーーーーーーーーー


しかし、この選択が思わぬ失敗を引き起こすのですが、それはまた明日。


……続く



続きのストーリーはこちら!

脱サラをして30歳で製造業からゲーム業界に進んだ話〜ターニングポイント・2−3〜

著者の白井 真一さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。