英語話せない!海外行ったことない!お金ない!田舎のグラフィックデザイナーが一人でニューヨークに行き、人生が変わりかけている話。【後編】
前回のあらすじ
SEX AND THE CITYの主人公、キャリーブラッドショーに憧れニューヨークに興味をもつ。
海外で勉強したいなと思うも、お金もないし、英語も話せないので断念。普通に社会人生活を送る。
そんなときMaksimさんというニューヨーク在住のWEBデザイナーにツイッターでフォローされたことをきっかけに、心境に変化がおきニューヨークへ渡ることになる。
2014年12月27日
さて、いよいよニューヨークに行く前日。
私は千葉県に住む叔母家族の家に世話になっていた。
私の住む愛媛県から離れていることもあり
叔母家族とは10年程会えていなかったので
久しぶりに会いたいと思い、立ち寄ったのだ。
いとこの兄ちゃんは、東京でフリーのペインター兼デザイナーをしている。
同業者ということもあり、幼い頃にはありえなかった程深い話をした。
叔母家族は、転勤で千葉に行くまで愛媛に住んでいた。
兄ちゃんは10年間愛媛で過ごし、
愛媛の良さを知っている。
今、東京の神保町と愛媛の架け橋になりたいと活動しているようだ。
だから地元である愛媛の為に、神保町の繋がりを使って何かできないかと思ってね
いとこの兄ちゃんが、愛媛を離れてもう10年以上経つのに、
愛媛の事を忘れないでいてくれていることに感動した。
そうか、大事なのは人との繋がりか。
私もその人との繋がりで、ニューヨークに行くわけである。
多くの事を学んで帰ろうと思った。
そんなわけで翌日。
私は成田空港にいた。
搭乗手続きは意外とあっさりでき、飛行機にも簡単に乗れた。
飛行機に乗ること約14時間。
16時過ぎ、JFK国際空港に到着。
最初に海外の地に足を付けて思ったこと。
「なんや、海外なんて簡単に行けるやないか」
何をそんなにビビることがあったのか。
今まで海外に行けないと思っていた自分がばからしくなった。
↑ニューヨークに行って最初に買い物したコンビニみたいな店
空港から滞在先のブルックリンまで行く間、
怪しいタクシーの運ちゃんに騙されそうになりながらも、
韓国人の女の子にに助けられ、何とか到着。
滞在先のおばさんは素敵な人で、
訛った英語で何言ってるかよく分らなかったけど、
よく踊ってよく笑う楽しい人だった。
滞在間は特に行くところを決めず、
美術館やらギャラリーやら町をぶらぶら。
↑MOMA
カフェでロシア人の女の人に声をかけて
言葉はよくわからんが
Sex And The Cityの話で盛り上がったり、
↑カフェでナンパした後(笑
デパートで接客してくれたおっさんの彼女が日本人だというので
写真を見せてもらったら、思いっきりタイ人だった事とか、
電車の中で、中国人の留学生の女の子と話したこととか
ニューヨークであったたくさんの事を書きたいけど
書ききれない。
日本の都会とは全然違う、
見知らぬ人とコミュニケーションをとっちゃうのがニューヨークって場所
なんだと思った。
愛媛もそんなところがあるので、
なんかおもしろい。
そんな日々を過ごしていた時、
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