脱サラをして30歳で製造業からゲーム業界に進んだ話〜別離・1〜

前話: 脱サラをして30歳で製造業からゲーム業界に進んだ話〜加速・1−3〜

「やろう」と決めた時から人生の主役になれる


学校への入学が決まったらすぐさま、引っ越しの手はずと離職の手続きに入りました。

すべて一人でやり、引越し先についてはネットで調べた東京の仲介業者を頼って相談と見本をみることを12月中に済ませていきました。


ゴールが決まってくると、その途中のことは効率よく済ませることができる。


そのことを身を持って感じる日々でした。

予算を抑えるために場所を決めて、引っ越し先の都合などを仲介業者に任せながら地元愛知県からの一人暮らしの手はずが整っていきます。


学校が中目黒だったので、そこへ30分くらいでいける東急東横線の部屋を探していたところ、綱島で安くバストイレ付きの部屋を44000円で無事借りることができたのは幸運でした。


この頃になってくると、日々の幸運を素直に喜び、また自分から動いていることで幸運を呼び寄せている錯覚にも陥っていました。


人間って単純なもので、順調であるほどに調子に乗りやすいいきもののようです。


会社の方も保険の契約やら財形貯蓄やらを解約し、学費のための費用に当てる等、その時点で考えうる限りの自分でなんとかすることを常に意識していました。


北海道に旅行にいくまで、代わり映えのない安全で安定した道しかなかった人生から不安定ではあるものの自分で道を見つけ、歩み出すことをしていったのです。


そして、2013年2月末、僕は会社を正式にやめました。


2013年の4月より東京のゲーム専門学校へ通うために、

3月からアルバイトを見つけながらの一人暮らしが始まったのです。



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