脱サラをして30歳で製造業からゲーム業界に進んだ話〜挑戦・2〜

後編: 脱サラをして30歳で製造業からゲーム業界に進んだ話〜挑戦・3〜

面接を通じてどれだけ学べるか


 就職オーディションについて、少し説明しようかと思う。 

 就職オーディションとは企業の採用担当者に対して作品のプレゼンテーションを行う作品審査会であり、評価の高い学生には企業からのスカウトが行われ、そのまま就職内定の道すらあるというものだ。


 参加資格が賞を取ることなので、狭き門ではあるが以前にも書いたとおり、僕も敢闘賞ではあるものの入手できたためにこのオーディションに参加することができたのだった。


 朝から夕方まで6社くらいプレゼン対応を行うため、準備もかなりしていた。

 企画書をファイルに入れてポートフォリオ風にしたり、MacでUnityやXcodeでのゲームをその場で作って発表できるようにしていた。


時間がギリギリだろうとやらないで後悔するよりかは、全力を出し切って後悔したい


 その思いだけが僕を動かしていた。

 

 ゲーム業界を目指す君へでの失敗から学んだ僕は、面接を自然体で受けれるようになり会話のキャッチボールもできるようになっていた。

 動くゲームの感触も良かった。

 

 概ね自分の中では良かったと思えるオーディションではあったものの、結果はどこの企業からも声がかからない結果で終わってしまった。

 同じようにオーディションを受けていたクラスメイト二人は2社から声がかかり、一人は1社から声がかかっていた。

 

 僕だけが何の成果も上げることができずに就職オーディションを終えてしまったのである。


 その声のかかったクラスメイトのもつポートフォリオと僕のポートフォリオを見比べると、僕の方には圧倒的に足りないものがあった。


 それは企画書のデザインだった。


 ……続く

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脱サラをして30歳で製造業からゲーム業界に進んだ話〜挑戦・3〜

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