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震える経験、あふれる感情
初のTRPGのプレイは周囲に流されながらではあったが、楽しく終えることができた。
なぜならば、トーキョーN◎VAというシステムには「神業」というものがあり、かっこ良く演出を決めてその効果を発揮できるのだ。
このシステムは演出に凝りたくなる僕に非常にマッチした。
キャラクターの設定で齟齬があったりしたものの、初プレイで死ぬことなくまたかっこ良くキャラクターを演じることができ、心地良い疲労感を終了には感じていた。
この日から、僕はこのTRPGに魅せられた。
なぜなら、
格好いいキャラを演じることができ、
その行動にはかなりの自由度があり、
知らない人とでも協力して遊べる
この３点は何よりも魅力的だった。
特に３の部分は僕にとって、大きなウェイトを占める項目である。
なぜならば、僕は鬱病を患っていたのだ。
……続く
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