【第6話】変身願望とTRPG
前話:
【第5話】変身願望とTRPG
次話:
【第7話】変身願望とTRPG
変わりたいと願い、動いた
僕が鬱病になったのは、社会人になってから3年ほど立ってからのことだ。
仕事が忙しくなり、それとともに責任が増してつらい時期が続いたことがある。
僕自身が新入社員だったこともあり、相談ができず、疲労がでてきてミスが増えて
どうにもできない状態が続いていた。
それでも、僕はなんとかやってやろうという気持ちで自分を動かし続けた。
遅くまで働いて家に帰って寝るだけ、そして朝も出勤してという趣味などもできない仕事だけの
一日一日をただ続けるしかなかった。
そして、限界が来た時に僕は壊れた。
それから半年近く会社にいくことができず、それ以上に外にでることさえもできなくなっていた。
何をやっても満たされず、飢えながらも何もする気が起きず、日中を生きているのか死んでいるのかわからない状態が続いていた。
そんな僕を心配してくれたのか、友人がTRPGコンベンションに誘ってくれたおかげで生きる気力をなくしていた僕が活力を得ることができたのである。
その後、すぐにルールブックを注文した。
もちろん、トーキョーN◎VA TheDeatnaitionである。
この1冊のルールブックを時間はあったために、僕はとにかく読み込んだ。
……続く
著者の白井 真一さんに人生相談を申込む
著者の白井 真一さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます