好きなことで生きればいい。~人生はだれのもの?~

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人間関係の自由があれば、友達と常に笑いあい、遊び、ホストファミリーとキャンプに出かけたり。好きな人たちと一緒に入れるのだからこれほど幸せなことはない。嫌いな人と一緒にいる必要がない。職場なら嫌でも関わっていかなければならないだろう。














僕は僕が理想とする世界を4ヶ月の間味わい続けた。本当に充実していたと思う。








けれど残りの1ヶ月になり、僕は家族のことを思うようになった。












自分の好きなことはできるし、時間だってあるし、好きな人たちも入れるけど、本当にこれでいいのだろうかって思った。







こんなに良い思いができてるのは、こんな経験ができているのは全てここまで育てて、お金をかけて育ててきてくれた両親、特に母親(父とはすでに離婚している)のおかげだよな。そもそもなんで留学にこれてるんだ。親が一生懸命働いてくれたからじゃないか。





海外まで来て僕は何をしているんだろう。なにやってるんだ俺。このままでいいはずがない。甘えっぱなしでいいはずがない。早く楽をさせてあげたい。






そう思い、帰国後は迷わず、留学で培った英語を活かすことにした。バイトという選択肢もあったがスピードが遅いし、これでは楽させるのに何年かかるのか分からなかった。来年は就職活動。するなら今しかなかった。好きなことで生きていく。起業という選択をするにはこの時期にする以外なかった。







僕の英語力はネイティブの方と比べればまだまだかもしれなかったけれど、それでも、ぼくは英語が好きだったし、得意だったし、日常会話に困らない程度は話せた。だから決めた。ゼロで英語が話したいけど話せないという人に向けて英会話教室を開こうと。好きなことを、得意なことを仕事にするんだと。






もちろん不安もあった。だって世の中にはたくさんの英語教室が腐るほどあるし、自分になんてお客さんがついてくれるのだろうか。と。





だから、そんなぼくはお客さんと一緒に商品を作っていこうと決めた。




FBで英会話教室に行っても話せない人たちに、どんな教室なら入りたいと思うか。とアンケートをとりながらどんなところに悩みを抱えているのかを聞いたし、それに皆さん答えてくれた。






そうしたら、一つの問題点が見えた。





英会話教室で先生と生徒が英語を話す割合が明らかにおかしいということだった。







先生が8、生徒が2.






なんてことだろう。英語が話せるようになりたいのは生徒なのに先生のが多く話している。








「これだ!!! これしかない」






それじゃあ、生徒が話せるような環境を提供しよう!!!





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