助産師である私の素晴らしき大難産 ②

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産んだその日の夜は、バルーンが入ったのもあり安静。


みのみも預かりに。




泣いたらなにか飲ませておこうか?と言われるが、おっぱいをあげたいですと連れてきてもらう。




添い乳でもやっぱり上手に乳を吸うみのみ。




みのみが連れて行かれた後は、麻酔が切れたせいか傷が痛くて痛くてたまらない。


内服の痛み止めをもらい、ひたすら効くのを待ち眠る。






正直に言えば、壮絶な難産になってしまったことを、ちょっと残念に思っていた。






安産のためにやってきたたくさんのこと・・・




妊娠前から骨盤ケアをしていたし、散歩もして体力もつけてた。


カイロに通ってまで骨盤の調整していたのにな~


回旋異常になったってことは、骨盤ケア、意味なかったのかな・・・


つるんと産んだ人は羨ましいな~




それにしても陣痛辛かった~・・・


トラウマになっちゃうかも。二人目は無理かも・・・






こんなお産は嫌だと思っていたのを、結局フルコースで味わってしまった。




微弱陣痛、促進剤、無痛、吸引、クリステレル(赤ちゃんを出すためにお腹を押す)、弛緩出血・・・






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産後1日目は、職場で一番信頼している看護師さん、Nさんが担当してくれてラッキー♪


Nさんは常に親身になってくれて、Nさんが居なかったら私は職場で出産することを決意できなかった。(いろいろあるよいろいろね、だって女の職場だもの・・・)






産後1日目採血の結果はHb6.2(ヘモグロビン)。おいおい、この数値、輸血検討レベル・・・。人生最低Hb。


でも私元気。午前中ちょっとフラフラしたけど、その後は普通に歩けるし、ご飯も美味しく食べれるし、股の傷以外どこも痛くない。トイレで尿もばんばん出る。自分的には貧血?って感じ。顔色は真っ白だけど。まあ!透き通る肌!とのん気に思う。




大変だったね。何か嫌な思いしなかった?とNさんに心配してもらうが、ほんとに特になにも思いつかない。


他にもちょいちょい色んなスタッフさんが部屋に来てくれて、大変だったね、と労われる。






バースプランに「胎盤を手袋はめてじっくり見たい」と書いていたので、普通すぐに冷凍してしまう胎盤を冷蔵庫で保存してもらっていた。部屋に持ってきてもらい、望み通りじっくり見る。




これは弛緩出血するはずだわ・・・


我ながら見事な胎盤。でかい。重さは778g、臍帯79cm。


41週になっていたわりには、特に劣化もしていない。弾力もしっかりある。ほんの少し白色梗塞があるくらい。これならみのみは大丈夫。健康にお腹の中で育ってきたはず。






1日目みのみは嘔気が強く、K2シロップを飲んでも全部吐いてしまう。乳をやりたいけど何度も吐くので、出切るまでそっとしておく。吐いてるのは確実に羊水だし大丈夫。私も出産中何度も吐いたし親子だね~。K2シロップはようやく3回目で飲めた。




ゲロしたくて泣いてる姿が超かわいい。


これが噂の親バカか!




スタッフ特典で、いっちばん高い特別室に入れてもらった。


夕方には、スタッフ総出でなんと素晴らしいダイパーケーキのお祝いをいただいてしまい、ビックリする。今まで職場で出産する人がいても、こんな豪勢なダイパーケーキ見たことない。こんなお祝いをいただけるほど職場に貢献しただろうか・・・申し訳ないような気持ち。




特別室は夫も宿泊可なので、初夜を3人で過ごす。


夜中みのみが起きたら、夫がさっと起きてオムツを替えてくれた。優しすぎる。




夫と小さなみのみをじっと眺めながら、何度もかわいいね、かわいいねと言い合う。




夜中からみのみの嘔気が治まり、乳を飲めるようになる。


みのみ、飲むのが異常に上手でビックリする。


今までいろんな赤ちゃんを見てきたけど、産後1日でこんなに乳を上手に飲む子は滅多に見たことがない。




結局産まれてからまだ一度も、乳で苦労していない。


Twitterの育児アカではみんなすごく乳で苦労しているのに申し訳ないくらいだ。



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助産師である私の素晴らしき大難産 ③

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