困難な状況にいる人々を救うためにはお金が必要だ!と資金作りのために起業しようとしたが、、、、結局は利益など無視でお金不要の環境創りを始めた話 ~ビヨンド自然塾誕生物語~ vol.5 『実際に行動に起こしてみると、、』
そして新たに浮き上がった根っこをまた斧や鋸で切断し、、、というプロセスを繰り返して抜根したりしていた。
「うわ~、これ超面白いじゃん!」
この時の経験から、自分は現在自分が運営している体験農園、自然農園ビヨンドにおいて『開拓クラブ』というものを提供している。
市民農園などとは違い、まずは自分で切り拓くところからやるのが一番面白いから!(個人差あり)
自然に任せて野菜育て
そして周りの農家さんなどからありがたい教えなども頂きながら、自分の試したいままに野菜を育ててみた。
「堆肥をやらんとまるで育たんよ!」
「農薬をやらんと殆ど虫に食われるよ!」
頂いたアドバイスとはかなり異なるが、自分が試したのは、水遣りなし、堆肥、肥料なし、農薬なし。
だって、開拓が大変なほどに茂った耕作放棄地というのは、だれも水も肥料もあげていないのにあんなに育っていたんだから、それでも植物は育つってことでしょう?
そして面白いことに、野菜が育っちゃった。虫にも食われずにね^^
甲府にある有名な自然食品店の店長が「是非納品して下さい」と言ってくれ、実際にお野菜を置かせてもらったりもした。
【うちの子供です^^】
隣の圃場も借りていただけませんか?
その後、かなりお世話になった担当の方々に挨拶に出向いた。
そして開拓が無事に住み、野菜も自然食品店が求めてくれたりしたことを告げると、担当の方々は凄く喜んでくれた^^
「えぇ?本当に出来ちゃったんですか?いや~、室田さんの件、今年のハイライトだったんですよね。絶対できるわけ無いって、アハハ」
最初に会った時とは打って変わって、この時はもう、かなりフレンドリーな関係になっていた。
「前例がないから研修しない人なんかには畑を貸せないと言っていましたが、これで前例は出来たって言うことでいいですよね?うちに研修生が来たりしたら、その人にはいきなり畑を貸したり出来るっていうことでいいですか?」
と尋ねると、「まぁ、そういうこん(事)だね。」とアッサリ^^
そしてこんな提案をしてきたのだ。
「室田さん、個人でも開拓とか出来ちゃうんだったら、となりにある圃場も使ってもらえませんか?」
何と、逆に更に使ってくれと言い出したのだ!
そうそう、だから人生って面白いんだよね♫
そしてこれこそが、正に自分が勝手に思い描いていた展開だったのだ。
県営団地に
ちなみに、北杜市明野町に畑を借りることが決まったものの、住む場所を探すのは難しかった。
明野町付近に賃貸物件が殆ど無いのだ。相場も割と高く、ファミリー向けにしてはやや狭かったりと、なかなか物件が見つからなかった。
こんな時、ひょんなことから県営住宅の存在を知った。
畑からバッチリ近い、素晴らしい立地!そして家賃も安く、更に広かった。
うわ~、凄いのが出てきたぞ~。と喜びながら募集要項を読んでいると、入居条件というものがあった。
1)低収入、2)独身でないこと、3)県内の保証人を立てること
幸か不幸か無収入だった自分は1)はクリア。家族がいたので2)もクリア。
しかし、、3)の県内の保証人?!
グーグルアースでふらりと降り立つのを決めるまで一度も来たことのない山梨県に、知り合いがいるはずは無いだろう?
と思わせて、、実はこの3)もクリアすることが出来た。
上述の『農地が貸してもらえない! ~ブラックリスト入り?~』内の宿泊施設のオーナーが快く保証人になってくださったのだ!
このオーナーは精神世界に対する興味が強い方で、滞在時に自分の真理探求の経験をお話したら意気投合したのだ^^
こういう面白い出会いや出来事が重なり、色々なことが巻き起こるんだよな~
というわけで、入居条件はすべてクリアできたものの、もうひとつの大きな壁が立ちはだかっていた。
それは、「空室なし」。
県の担当部署に聞いてみると、「あの物件は人気があり、リスト待ち状態で、今後いつ入れるかの目処は立たない」との事だった。
しかし、、、またこんな感覚が自分の中に沸き上がってきた。
『5月に空きが出るから、その時に自分は入れる』
自分の前に入居した人は五年も待っていたらしい。そんな物件に、自分は実際に5月から入居することが出来た。
いつものとおり、また連絡が来たのだ。
「室田さん、急遽、空室が出来たので、5月から入れます」ってね♫
このSTORYで伝えたいこと
■ 走りだして初めて見える景色がある!
■ 瞑想は実は有効
■ 『信じる力』が生まれると不思議な事が起こるようになる
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