冬に東京→山口をバイクで下道縛りで帰った話④
第4話 姫路の食堂から徳山まで
寝させてもらった後30分後位たった時、10人位のおばちゃんたちの声が聞こえてきたのでした。
内容は詳しく覚えてなかったんですが町内会みたいな感じで色々言い合いがあったようです。雰囲気はあまり良い印象はもてませんでした。ですが俺は何も聞いていない・・・。実際聞かないようにしよう・・・。そう思っていました。
2時間くらい話が続いてた様に思います。その会議が終わった後もうしばらく寝ていたのですが、さすがにこれ以上はまずいなと思い、夕方過ぎ暗いまで寝て出て行ったのです。あたりは暗くなりかけていました。
出る時にお礼を言いたかったのですが誰も居なかったので入り口近くにいた人に軽くお礼をいって走り出したのでした。今度またちゃんとお礼をいわなきゃなーって思いながらいまだに出来てないのでいつか死ぬまでには御礼に行きたいなと思っています。でも詳しい場所がわからないんですよね。姫路辺りの2号線沿いって事くらいで。だれか心当たりあったら教えてくださいw
さてここから先は広島まで行けばもう庭みたいなもんだろ!と余裕こいていたのですが、さすがはKINGの居城サザンクロス。トラックからの崩落物であろう物体の数が半端ありません。
ダンボールかとおもったら角材の廃材だったりビニールが散乱していたり北斗のヒャッハー達が襲ってくる様を想像してしまいました。あー、かえってきたなーとかこんなにちらかって車の人は大変だーなんて思いつつ必死に障害物をさけて進みました。
広島の峠の途中でちらちらと雪が降ってきたんですがもう多少の雪には慣れっこになっちゃいました。
あーよゆーよゆーとか思いつつ腹も減ったのでちょっとゲーセンと食堂が一緒になったような所にはいってラーメン的なものを食べてすぐ出発しました。山口県に入ったらもう安心です。岩国のあたりはよく来ていたので道に迷いは無く、あーよくここまできたなー。辛かったけどかんばったなー。とか思いながら徳山に帰ってきたときには0時ちょっと過ぎでした。
正直ここまできて、あーバイクってつらい乗り物なんだなwって思いました。
でも楽しかったしある意味自分の限界を知る事が出来たので得るものは大いにあったと思います。
この程度の旅は難易度A~Hで言えばFランクくらいなんでしょうが自分にとっては良い思い出です。
若い人は死なない程度に旅をするのをお勧めします。
色々楽しい事が発見できると思いますよ!
著者の正岡 洋平さんに人生相談を申込む
著者の正岡 洋平さんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます