【実話】30歳まで童貞だと人はどうなるのか? 第五話 僕は普通になろうと思った

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前編: 【実話】30歳まで童貞だと人はどうなるのか? 第四話 僕にロープをくれないか

空高く舞い上がれこの心 渦巻いた悪い夢より高く

(L'Arc~en~Ciel / forbidden lover より)


夢を見る。

夢の中で僕は学校にいる。


知っている人がいる。横にいる。

友達だと”信じていた人達”がいる。

優しさが牙を向く前の世界。

彼らは僕に何かを伝えようとしているのか。あるいは問題は僕にあるのだろうか。


眠りに堕ちて行く時に思うのは、横に誰かがいてオキシトシンが分泌されながら意識を失いたいということ。

そして目が覚めてもそれがずっと続けばいいと願う。


求めれば受け入れられる。


添い寝をして欲しければしてくれる。

膝枕をして欲しければいつでも受け入れてくれる。

ハグが必要になったらハグをしてくれる。


拒絶が存在しない世界。

僕はそれを求めてきた。

今でも探している。


屈辱的な中学生活を終えた僕は、

外部受験をして、中学とは全く関係のない学校への進学が決まる。


普通の生活をしたかった。

朝起きて駅に行く。

電車に乗って学校へ行く。


学校につく。

友だちがいる。

男もいれば女もいる。


強がったりかっこつけなくても自然体で付き合える人がそこにいて、

僕は穏やかな気持で毎日を過ごす。


勉強を教えたり教わったり。

スポーツをして、留学をする。

もちろん恋愛も。


素直な心で新しい扉を開いていたかった。

みんなの読んで良かった!