9、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談(ホ・オポノポノ、ロミロミとの出会い)

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ごめんなさい、許してください、愛しています、ありがとう

前世療法のCDは、その後「次は何を観れるかな!?」と期待し出したら、何も見えなくなり、そのまま友達に返却しました。ただ、あの時に数回見れたこと、そしてその内容は、当時の私にとってベストなものでした。

見えたものが本当に前世なのか?ただの私の妄想なのか?

そう問えば「???」です。

ですが、結局そこは前世療法のポイントではありませんでした。「その時の自分に影響を与えている前世のようなものが見えて、思いがけない形で癒される」という体験になったことは私にとっての事実で、当時の私を楽にしてくれました。また「目に見えない世界のことを、信じられるようになる」という次のステップへ進むために必要十分な体験でした。


そして相変わらず、スピリチュアル系の気になる本を読みあさっていると、「ホ・オポノポノ」というハワイのヒーリングに出会いました。


「ホ・オポノポノ」とは、目の前で起こることは、すべて自分の記憶の再生。遠い昔から蓄積された記憶。問題が発生したら、それを100%自分の問題、自分の記憶の再生なのだ、と受け止めて、

「ごめんなさい、ゆるしてください、愛しています、ありがとう」と、言ってクリーニングをする。

という問題解決メソッドです。

どんな風に変わって欲しい、などと期待せず、誰も何もコントロールしようとせずに、

ひたすら、ただひたすら、4つの言葉を言って、言霊の力でクリーニングしていくだけ、という方法。


4つの言葉を唱えることで、その記憶が消去されると、問題の根本が絶たれて、消せば消すほどクリーンになって、「無」の状態が作れれば、そこに光(インスピレーション)が差し込む。


何か問題が発生したら、その問題の記憶をクリーニングする(根本を絶つ)チャンスが与えられたということ。そして「ごめんなさい、ゆるしてください、愛しています、ありがとう」と、ただ言うだけ。

そんな理論です。

って、「ホ・オポノポノ」について、今この場で初耳という人は、ちんぷんかんぷん ですよね?興味のある方は本を読んでみてくださいね。たくさん出版されています。


私自身、本を一度読んだだけでは、なんだか分かったような分かんないような?っていう感じではありましたが、とにかく、レイキと同じように、お金や道具は一切必要無く、ただ自分がやるだけ。100%自分、という方法には、とても納得するものがありました。


サプリメントのようなものを採り続けるとか、誰かに治療してもらうとか、辛い運動をし続けるとか、何かを頑張る、という方法では無く、

ただ自分がやるだけ、言うだけ、という方法が好きなのです。冷えとりも、靴下代こそかかりますが、靴下以外はお金もかからず、ただ自分がやるだけです。


この頃の私は、冷えとりやスピリチュアルな学びで、心の冷えがだいぶ取れてきたとは言え、まだまだ目の前のことを自分の思い通りにしたいと思ったり、自分の価値観からはずれていることは「これは問題だ!」と、相手を変えたくなることもありました。

この人のために、何かアドバイスしたりして変えてあげなくちゃ!と、お節介な心がうずいてしまうのです。

ですが、「ホ・オポノポノ」の考え方だと、目の前のことを「問題だ!と捉える私の心の問題」なのです。相手は何も変わる必要は無いのです。


いまいち理解できてない気もするけど、とりあえず、言うのはタダだし、事あるごとに、

「ごめんなさい、許してください、愛しています、ありがとう。」と、つぶやくようになりました。


誰かに会う前にも、「本来の光の存在であるその人自身に会えますように」と、4つの言葉を唱えてクリーニングをし、編み物講座をやる前にも、その会場に向かう道中に会場をイメージして、4つの言葉を唱えてクリーニングをし・・・。

そうすると、クリーニングをしてから会った人との時間は、とても有意義で「会えて良かった」というものになり、クリーニングしてから開催した講座は、スムーズに進む、という手応えがありました。


毎朝、夫を会社に見送る時にも、夫の背中に向かって「ごめんなさい、許してください、愛しています、ありがとう。」 と言いました。その頃の夫は、なんだか大変そうだったのです。


そして、こんな不思議なヒーリング法が古代から伝わっている「ハワイ」って凄いな・・・。

と、行ったことの無い「ハワイ」への興味が、じわじわと高まってきました。



千葉県へ引越してブルーな日々

そんなポノりまくっていた2009年の終わりに、夫が千葉県へ異動することが決まりました。

実家で両親が懸命に介護していた祖母が亡くなり、ちょうど一周忌が無事に終わったタイミングでの辞令でした。祖母の最後の数年間に近くに住んで、わずかながらも介護の手伝いをし、交流できたことはラッキーでした。


夫も私も、通勤時間はなるべく短い方が良い、という考えなので、他の人ならわざわざ引越さないような距離の異動でも、引越しを選択します。5年弱住んだ埼玉から、年末にバタバタと引越し、2010年は千葉県民としてのスタートとなりました。

この異動は、夫にとってはかなり不本意な人事だったようでした。夫からの話で、何となく嫌な感じだな、とは思っていましたが、異動直後に、元部下の皆さんと飲んだ時に、「なんで秋間さんがこんな目に・・・。」と、30代の男性二人して、夫のために悔し泣きしている姿に、ちょっとびっくりしました。

確かに夫自身、以前と比べると仕事が面白くなさそうなのは明らかでした。


そして私自身も、実家に近くて住み慣れた埼玉に比べると、知らない土地で、些細なことで不便に感じることが多く、何だかなぁ・・と、ちょっと元気を失くしていました。


一通り引越しの荷物は片付いたのに、ハンドメイドのヤル気も起きず。

バンクーバーオリンピックでは大好きな浅田真央選手も金メダルが取れず・・・。


そんな時に、タイ古式マッサージの仕事をしている女性と知り合いました。その場のノリで、家庭で出来る簡単なマッサージ法を教えてくれて、教えながら、私のことを 「すごく上手い、向いてる。」 と、何度も誉めてくれました。

そして、「来月からさらに技術を学ぶためにタイに行く予定なんだけど、一緒に行かない?」と、誘ってくれました。


うちの夫は、足の裏を踏んでもらうのが大好きで、いつも「足の裏踏んで~♪」「ふくらはぎも~♪」と、寝る前の足踏みを楽しみにしていました。足を踏まれながら寝る、というのが新婚当時からの日課となっていたので、どうせ毎日やるなら、ちゃんとした技術を学ぶのもいいかもしれない。と思い、夫にも相談すると、もちろん乗り気に。

じゃ、来月から3週間ほどの滞在で・・・と急展開で決まった矢先に、タイ国内でテロが発生しました。

誘ってくれた女性は、予定通り出発すると言っていましたが、私と夫は、「この時期にリスクを負ってまで行く必要は無いのでは?」と、タイ行きは見送ることにしました。




開運するには、シンプルに、ただ行動する

そんな感じで、千葉県へ引越してから、「何だか馴染めない・・モヤモヤモヤ・・・」と停滞気味だった2010年4月。レイキのアチューメントをしてくださった佐藤人志先生から、本を出版する、という連絡をいただきました。


「わ~っ 凄い!知り合いが本を出すなんて!!」と、早速アマゾンで注文し、入手しました。

「お金を引き寄せる7つの法則」という金運に関する本ですが、金運に限らず、すべての運は、シンプルに生きることで開ける。というメッセージを感じる本でした。


そこで、「ああ、私は千葉に引越してきて、何だかあれこれマイナスなことばかり気にして、ゴチャゴチャ考えて運気下げてたわ。シンプルに、ただ行動すれば良かったんだ!


と、埼玉でノリノリだった頃のことを思い出して、目が覚めたような気がしました。


じゃ、実際にどんな行動を起こそう?

とりあえず、「先生の本良かったよー!」と、レイキアチューメント会で仲良くなった友達にメールでもしてみようかな?

と、レイキ仲間の人たちのことを思い浮かべてみたところ、「そういえば、千葉のどっかでロミロミサロンをやっている人がいたなぁ・・・。確か、お名前は・・・ひさえさん!」と、思い出しました。


埼玉に住んでいた時には、「千葉の・・・」と聞いただけで、「遠くて行けないわ」とサラッと聞き流してしまっていたのでした。たけど、引越した今の家からなら、近いのかな?

と、「千葉 ロミロミ ひさえ」と検索してみたところ、HPが見つかりました(笑)

家から30分くらいで行けるところでした。

わーい、早速受けに行ってみよう♪ あ、占いもやってるんだ~。あんまり興味無いけど、最近ちょっと停滞気味だったから、占いも受けてみようかな?

と、勢いで、易占いとロミロミセットを予約し、早速サロンにお邪魔しました。


佐藤ひさえさんとは、レイキアチューメント会と、その後の飲み会で何度かお会いしていたものの、いつも席が遠くて、個人的に連絡をするほどの仲ではありませんでした。

が、ひさえさんは神聖な雰囲気のサロンで、満面の笑顔で迎えてくださいました。


ハワイのヒーリングであるロミロミは、全身を揉みほぐし、自然のエネルギー「マナ」を通すという施術で、本当に愛いっぱいで、最高でした。

それまで、巷のマッサージを、人並みに受けて来たと思いますが、それまで受けた中でも最高の施術でした!

「ああ、ロミロミっていいなぁ~。最高だなぁ~。」

タイ古式マッサージの一件で、そういう癒しの技術を学びたい、という気持ちに一度火が点いたまま、くすぶっていたところだった私は、「あ、ひさえさんにロミロミを習いたい!」と、その場で閃き、お願いしてみました。

ひさえさんは、けっこう驚いていましたが、GW明けからレッスンをしていただけることになりました!

そのGWには、たまたま夫が「ハワイに行きたい」と言い出して、初めてのハワイ旅行が控えていたので、一気に、ハワイアンな風が吹いてきたのでした。


ちなみに、一緒に受けた易占い。

元々ちゃんとした占いに行ったことが無く、占いに行った話しなども興味が無かった私なので、何をどう占って貰うものなのか良く分からないまま、「適当にお願いします」って感じでした。


ひさえさんに「何を聞きますか?」と聞かれて「あ、私が何か質問する感じですか?」みたいな(笑)

「じゃ、あんた、何しに来たの?」っていう顔を少しもしなかったひさえさん、さすがだなって思います(笑)


とりあえず、夫の仕事がうまく行ってなさそうなことや、私自身これからどうして行けばよいのか?というようなことをザックリ見ていただきました。そして、そんな適当な受け方だったにも関わらず、その時に言われたアドバイスは、じんわりと心に響きました。

その後の生活の中でも、たまに思い出しては、「ああ、あの時言われたのは、こういうことかもしれないなぁ。」と、また改めてじんわり響いたり、という風で、さり気なく暖かいエネルギーでサポートしてくれるものでした。




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