障がいがある私と、仕事の話 0

後編: 障がいがある私と、仕事の話 1

私は今、会社の障がい者雇用部門で仕事をしている。

簡単に説明すると、なんらかの障がいがある人たちを、企業で雇用するときに

「こんな人が御社に良いのではないでしょうか」とか決めたり、

障がいの種別によって、「こんな仕事ができますね」とか「彼らができそうな仕事を部署から

切り出してください」と依頼して、彼らが混乱することなく、その仕事に従事できるようにする仕事だ。

まだこういう仕事をしている人は少ないんじゃないかなって思う。


私はこの仕事が結構好きだ。



理由は、


・人の雇用をつくっている感覚になる

・自分がいることで人から感謝されることがある

・感謝されるといいことしてるっぽく感じる

・人が、できなかったことが、できるようになる課程が超身近で感じられる

・雇用された障がい者が会社に良い影響をもたらしている自己満足が得られる



⇒モチベーションがあがる

⇒明日も頑張れそうな気がする


結構自分本意。


正直言うと、私はこの仕事を好きで始めたわけではない。

会社で燻ってた私に、この仕事をしないかと手を差し伸べてくれた人がいた。

「あ、そうですか。じゃあやります」みたいな感じで異動したんだと思う。

正直当時のことはあんまり覚えていない。人は忘れたいと思っている記憶は

本当に忘れられるのだと思う。

話が逸れたけど、その人のおかげで私は今の仕事をするようになった。

まあまあ長いこと障がい者と呼ばれる人たちと、そのステークホルダーに関わっているけど

いろんな人たちのいろんな気持ちとか、感情を知ることができる。

いろんな人たちというのは、もちろん本人、本人が学生なら学校の先生、彼らの就職を応援する人、

企業の担当者、そして、本人の親である。



障がい者をもつ親ならきっと一度はわが子に絶望したと思う。

親になったことがない私が言うのもなんだけど、わが子の将来とか

自分が死んだあととか、明日をどう生きようとか、診断されたときに

そんなことを思うらしい。でも絶望感のなかにいても子はどんどん成長するから結局明日をわが子と生きることで精一杯らしい。



きっとうちの親も私が生まれたときは、絶望したのかもしれない。

私は、先天性の身体障がい者だ。



ここでは、私の小さいころの記憶から今までのことを、障がい者としての私目線で書いていこうと思う。



続きのストーリーはこちら!

障がいがある私と、仕事の話 1

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