売上どん底になりお店を閉める覚悟をした私が繁盛店に盛り返した話~前編~
夫婦で同じ会社にいる事は、分かり合える”いい事”も沢山あります。
しかし、
家に帰っても仕事の話をしてしまいストレスがお互い溜まり”悪い事”も少なくありませんでした。
しかしある日、私は主人の”一言”で大切な事に気付かされました。
収支は、売上と経費のバランスです。
基本的に経費を抑える事よりも売上を上げる事を考えてきました。
しかし、この《どん底》の時期は経費を抑える事を考えざるを得ない時期でした。
私
毎日、飾る生花だけどグリーンもあるし買うのやめようか・・・
すると主人は真面目な顔で言いました。
主人
賀葉・・・・お花は止めないで。
私は今もこの言葉を思い出すだけで涙が溢れます。
すべてが上手くいかなかったこの時を思い出す”一言”なのです。
ごめん…
大切な事を忘れてしまいそうだった。
言ってくれてありがとう。
大切な事を忘れてしまいそうだった。
言ってくれてありがとう。
私はサロン内の《気》をとても大切にしています。
開業時「なんかここの”雰囲気”がいい」とお店を決めた時も。
毎朝、今日いらしてくださるお客様や生徒さんを想い掃除する時も。
毎朝、グリーンに水をやる時も。
毎朝、生花を活ける時も。
毎朝、機械や化粧品を拭きながら「今日もよろしくね」と声をかける時も。
朝蜘蛛が顔を出し「あら、お久しぶり」と蜘蛛さんに声をかける時も。
いつも【ここ】が皆さんのパワースポットになる様に【良い気】が巡る事を忘れず仕事していました。
そのはずの私が!!
ハッとさせられた事件でした。
僅かな経費のために生花を止めようとしたなんて…
私は大切なことを忘れるところでした。
しかし、それを忘れず続けたところで会社の回復は難しい状態です。
ここから一気に大逆転し、現在は借金返済全ての目処もたち、利益を沢山生み出す程になりました。その大逆転の方法は、「意外な事」でした。
後編に続く…
著者の鈴木 賀葉(かよ)さんに人生相談を申込む
著者の鈴木 賀葉(かよ)さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます