百姓への道(1)

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「百姓」それは百の姓(苗字)というのが本当の意味であり、もともとは「庶民」の意。決して「農民」を指すものではなかった。しかし、特に江戸時代などの庶民は、農業を家事のようにこなしながら、他に仕事を持っていた(いわば兼業農家?)なので、次第に農業に従事する者を百姓と呼ぶようになった。

 ロスジェネの犠牲者ということに気付いて以来、百姓として生き直そうと思った。所詮自分は俗物、それこそ百姓だ。

 新規就農というのも時代のトレンドだが、これは自分にとってハードルが高すぎる。とりあえずは自家消費用に作物を育ててみて、それが軌道に乗れば現金収入の糧としても使えたらなーぐらいに考えている。

 そういうことで、百姓(農家とは恐れ多くて言えない)としてのインターンシップwとして、自宅のベランダで色々な作物のプランター栽培を始めてみることにした。単なる家庭菜園趣味ではない。人間として当然の営みを取り戻すためのリハビリと考えている。

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