お母さん、学校行きたくない
次話:
面談①
今でも続く、長い長い不登校との戦い。
その日は突然やってきました。
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朝6:30
「朝だよ、起きて」
こう声をかければ、いつもならパッと目を覚まして起きだしてくるはずの娘。
この日はなかなか起きてきませんでした。
7:00
もう起きないと学校に間に合いません。
「いい加減起きなさいっ!!」
私は思わず声を荒げてしまいました。
その声に驚いて目を覚ました次の瞬間
娘の目に大粒の涙が浮かんだのです。
【・・・怖い】
「何?」
【お母さん、学校に行きたくない】
そう言ったかと思うと、娘はリビングのソファーに座り込んで
今まで見たこともないほど泣きじゃくり、動けなくなってしまいました。
私はフルタイムで仕事をしているため、この時点で出勤時間ギリギリ。
何とか説得して朝食を食べさせ、登校班の班長の子に
「先に行ってて」
と伝え、15分遅れで学校に送っていき、その日は何とか学校で過ごすことができたのですが
次の日から終わりのない戦いが始まることとなるのです。
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