38歳童貞なら真面目な人だろうと、安易な見解で健全なお付き合いを続けてしまい、自己愛人格障害だと見抜けずに結婚までしてしまったら、妊娠中にシングルマザー…………戦うしかない

次話: 38歳童貞を捨てた男の無駄な行動は早かった…
妊娠中とは、マタニティブルー絶好調でありながら、夫や夫の家族に理解されにくかったりする。

勿論、夫は分からずとも義母さんが息子に窘めたりする家庭もあり、妊娠中は大事にしてくれる家もあるだろう。
妊娠初期は特に情緒不安定になりやすくなると言われている通り、様々な不安が押し寄せる。
経済面の不安であったり、夫の非協力への不満だったり、お腹にいる見えない自分の分身の赤ちゃんは元気なのかな?と常に気になったり…
不安で押しつぶされそうなのに、妊娠前と変わらずに、夫はドデーンと動かず、上げ膳据え膳を望み続ける。
悪阻が辛かろうと、家にずっといるんだろ?と
やらなくて良いよ、休んどきなーって、言いながら、夫が家事をするわけでは無い。
結局、私がやらなければならないだけ。
お風呂上がりには全身拭いてあげたり、家では朝昼晩と、食べたら寝る子だから、簡易布団を用意してあげたり…
大きな大きな38歳童貞の赤ちゃんである。


「何故、他の人は1万円しか掛からないと言ってる距離のガソリン代が5,6万円も毎月掛かってるの?」
「どうして、その女の子の話しになると暴力振るうの?」
「打撲の診断書出たんだよ。妊娠してるって解ってるのに、どうして暴力が振るえるの?」
「何にも関係無いただの同僚なら、何故そんな暴力振るわないでも普通に話せないかな?」
「赤ちゃん出来たのだから、節約して助けてくれないと困るんだよ?」
「貴方の分身である赤ちゃんだよ?」
「お金が今から掛かるんだからね?」

夫「……いや…分身…って…いや…
俺は悪くない!!
俺はしっかりする為に、俺は別通帳を作る!
俺の金だ!
俺がお金を管理する!!」
お金が底をついたら、実家に帰る諸法を繰り返してきた38歳童貞の台詞である。
しっかりする為に、別通帳???
理解し難い…
それって、女が出来たんだよ、と周りから同じことを言われた

あー、成る程〜女が出来たのかー、ホウホウそりゃ、お金いるわあ〜ね〜


って、こちとら妊娠中ですが??

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