運動会まであと10日①

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娘が登校を渋るようになって数日。




運動会があと10日というところまで迫ってきました。




運動会では徒競走の他、リズム体操とEXILEの銀河鉄道999に合わせて旗を使う演技を行うことになっています。




この頃になって、娘がだんだん運動会の練習について話し始めるようになったことでようやく気付いたのですが、どうやら徒競走の練習で毎回最下位争いをしているようでした。




幼いころからちょっぴり運動を苦手とする娘にとって、プレッシャーとなっていたのではないかと思います。




 


 


そして今朝もまた、学校に行きたくないと言いながら動けなくなってしまいました。




しかし、私の方から学校へ連絡するようなことはしません。




「自分で考えて 答えを出し 誰かに伝える」




ここを徹底させるため、学校へ行き、担任の先生に直接伝えるまで


「学校を休んでいいよ」とは言いませんでした。




泣きながら身支度をし、嫌々ながら家を出て




8:30




ようやく学校にたどり着きました。




すると、校門に姿を現した私たちの姿を見つけた担任の先生が


校庭側に面した職員室の出入り口付近で待っていてくださいました。




『おはよう。』




「・・・おはようございます。」




『元気ないじゃん、どうしたの?』




「・・・」




 


 


どう説明しようか、正直な説明をしてわかってもらえるのか


不安に思っているのでしょうか。




長い長い沈黙が訪れます。




『どう思っているのか聞かせてよ。そうじゃないと分からないよ。お母さんも仕事があるし、困らせちゃいかんじゃん。』




【・・・】




「お母さんはね、学校に行けないことは悪いことじゃないと思ってるよ。でもね、つらくて帰りたいと思っているなら、それを先生に伝えてほしいの。」




それすらもつらいことだとは分かっています。




もし、それを私が伝えてしまったら


《これからもお母さんがやってくれる》


と認識してしまい、気持ちを伝えることをやめてしまうでしょう。




そのことが原因で学校や友達とのつながりが希薄になってしまうことは


絶対に避けたかったのです。




 


最後はボロボロ涙を流しながら、まっすぐ先生を見つめて




【今日はつらいので、これで帰ります。】




と伝えることができました。




先生は少し残念そうな顔をされましたが、ここまで来て、自分の思いを伝えたことを誉めてくださり、




『じゃあ今日はうちでゆっくり休んで、また明日学校に来てよ。』




とおっしゃいました。




「つらいことをさせてごめんね。でも、よく頑張ったね。」




私は思わず娘を抱きしめ、こう言いました。

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運動会まであと10日②

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