クズなお父さんが赤の他人に変身した話。

2 / 2 ページ


お母さんは「3人で頑張ろうね‼︎」っと言ったけど明らかに辛そうだった。

今までやってた仕事だとお金が足りないため仕事を変えた。
1日何時間も立ちっぱなしの仕事を毎日していた。
毎日、家に帰ってきた途端に玄関で倒れこんでいた。
足はパンパンに腫れ上がって足首がどこだかわからなかった。


お父さんが会いたいというから会いに行った日は、お母さんと喧嘩になる。
会うと先に行ってあっても、「会ってきたの?」と聞いてくる。
うん。とこ答えると「そんなにお父さんが好きならお父さんと一緒にすめば⁈」って。結局、嫌になって部屋に戻る。
そうするとお母さんが友達のお母さんに電話して泣きながら「お父さんのところに行けって言っちゃった。本当に行ったらどうしよう。」って電話してた。
丸聞こえだよばーか。って思いながら泣きながら寝る。

お母さんがお父さんの方のおばあちゃんや、お父さんと一緒に住む女の人にあった時には、「あなたが悪い」と言われていたらしい。
最近知ったことだからいつあってたかは知らないけど。
お父さんなんか嫌いだ。自分は悪者にならないように嘘ばっかついて。

それから2年後。
お母さんはストレスで関節リウマチになる。
1日に6つの痛み止めを飲んでる。

お父さんはこのことを知らない。
約束していたお金も払わなくなる。
お母さんは花屋に仕事を変えて働き続けている。
花屋も立ち仕事だし。
足が痛いといつも言っている。

お父さんが出て行かなければ。
あの時私がいて欲しいとないて言えば。
毎日考えて毎日泣いた。

お母さんの体調も変わらないまま1年半。
文化祭で久しぶりにお父さんにあった。

私のお父さんはいつもどんな時でもジーパンにTシャツかパーカーだった。

けどもう違った。
なんかよくわからない茶色っぽいどっかの喫茶店のマスターが着てそうな色のスーツだった。

だれ。
私の知ってるお父さんじゃない。
直感でそう思った。
笑えなかった。
愛想笑いすらできなかった。


赤の他人

始めましておじさん。
そんな気分だった。
もう会いたいと思わなかった。

大好きだったお父さんはもうこの世にはいない。

以外とショックだった。
家に置いてあったお父さんの箸やお茶碗やコップが置いてあったからいつかきっと戻るとお持ってた。
それもいつの間にかなくなっていた。

本当にいないんだ。

そう思うと不安でいっぱいだった。

ある日一時的に手足が動かなくなる難病になった。
(これは別のお話にも載ってる)
正直、体が弱いんじゃなくて心の問題だと思う。

でも医者がそう言うと。
絶対に違う。
私は否定する。
そうだって認めるとお母さんも弟も心配する。
今度は弟が病気になるかもしれない。
お母さんが自殺するかもしれない。
だから絶対に認めない。

そんな中。
お母さんとお父さんが離婚した。
弟がついにいいよと言ったのだ。
お父さんは決められた金額のお金を払わないと罰があるからしっかり払うようになった。

けどたまに私に、無責任なLINEがくる。
「明日母の日だよ?お母さんにプレゼント買った?」
は?どの口が言ってんの?wwww

もう笑うしかない。

ほかには、
「受験する大学は決まったの?」
は?だったら誰が大学に入る金払うんだよ?お前のせいでお母さんが必死に働いてんだぞ。ふざけんな。

もーこんなお父さん嫌いです。
でも少しでもお金もらえないと困るからいい顔します。
頑張ってます。

お父さんのせいで男の人を好きになることができなくなりました(恋愛的な意味で)

結婚願望もなくなりました。

足が動かなくなるため先生にもお母さんにも就職はできないと言われました。

お父さんは
私から。
私の家族から。
たくさんのものを奪い、苦しめています。

締まりませんが。いい話じゃなくてすいません。
それでも読んでくれた方ありがとうございます。
読んでくれた方で似たような体験をしている方、しそうな方、の役に立てたらいいなと思います。















著者のMurakami Honokaさんに人生相談を申込む

著者のMurakami Honokaさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。